千葉駅前教室には、フロアーと事務側の間の床に、赤いテープで境界線が引いてあります。

小学校も1年・2年生になると、ちゃんと分かっていて、わざと?赤テープギリギリの所から「先生いる~?」と呼んでくれたりします。

ところがもう動きたい盛りの幼児さんは、好奇心満々にして線を越えてやって来ます。

講師の先生も私も、線を指し示し、「決まりだよ」や「危ないからね」と注意するのですが、それがまた人懐っこくて可愛らしい生徒さんが多いので、分かってもらうのに苦労します。

先日も、これまた軽々と線を越えてきたRくん

パソコンの所に回り込んで膝に乗ってきます。

内心とっても嬉しいのですが、ここは心を鬼にして、手を繋いで戻ったり、ワープ!と称してフロアのお母様の所まで。

そのあとは、「お靴上手に履けるかな?」など気を他に向けたりしています。

本当は、みんなの場所での過ごし方、決まりごとなどを、本人が危ない目に会わない為にもきちんと感じてお腹に入れてほしいのです。

年齢的に難しいかな。

でも、子供だからこそ肌で感じる雰囲気に敏感だと思ってるところもあり…。

決して否定せずに、伝えるべき事を伝えられたら。

肯定感や充足感に満たされて、ニコニコしている顔を目標にイメージしながら……。

七田式千葉駅前教室 高山紀美子より