読み聞かせマラソンで、集中的に本を読んでる子供達は月の真ん中ぐらいから口から出てくる言葉の数が急に増えだしたり、表現力が豊かになったり、思考力に磨きがかかったり。

子供ってすぐに効果が出てすごいっ!と感じさせられます。

その中でも、この月間を上手に過ごし、光り輝いて見えた年少クラスのRちゃん親子。

いつもお父様と一緒で、私はお母様の姿を見たことがありません。

このお父様、一見強面で、寡黙で本当に怖そう。。。なのですが、一言口から言葉が出ると優しい表情で、子供に対する愛情が伝わってくるお父様です。

このRちゃん親子。

夏頃までは母子一体感の問題だなと思われるような行動ばかりで、お名前を聞いても、あっかんべーをしてくるし、レッスンも反抗的な態度で、レッスン中Rちゃんのことをお父様はしかってばかり、お父様から反抗的で困ったと、言葉が出てきたりしました。

その中で沢山ハグして下さいね。

たくさん言葉をかけて下さいね。

一緒にいる時間を楽しんで下さいね。

と隙間を見つけてはお父様に言葉をかけ、そして受付の永井先生にもRちゃんの事情を話し言葉かけを出来るだけたくさんかけてください。とお願いをしました。

でも、永井先生は普段からどんな方でも、お声をかけて素晴らしいです。

先生の一言って保護者の方々、生徒さんに響くんですよね。

いつも感謝してます。

そんなRちゃんは少しずつ明るい声になり、レッスン中も、笑顔が多くなってきました。

読み聞かせマラソンが始まって、お父様は寝る前にに必ず二冊本を読んであげることを目標にし、次の週では読んであげないと寝てくれないと報告してくれました。

その頃からです。

Rちゃんのレッスン中の表現力が変わって、豊かになりだしたのは。。。。。

思考の取組で、仲間外れを探すさがすなか「何でこれが、仲間外れになるの?」の問いに違うことは言えても理由を尋ねると表現が難しくなる中、Rちゃんは的確な答えを全問話してくれました。

その瞬間私は感動で、震えが来てしまいました。

レッスンの後、こんなに豊かな表現力はお父様の努力のおかげだと思います。

と伝えると、今度はRちゃん親子はフロアーで、お父様のひざの上で、じっと座って楽しそうに絵本を納得するまで読み続けていました。

今ではキラキラの目、明るい顔をして、楽しそうに発言し、なんでも興味を持って取り組んでくれるRちゃん。

先日4枚のカードで、お話作りの取組も、面白いお話を作ってお父様が、声を出して笑ってました。

このRちゃん親子の楽しみは図書館で借りた俳句の本が、とても気に入り、娘と俳句の言い合いっこをしてるとのことです。

本当に楽しそう。

動画にでも取れたらその光景が見てみたいです。

    

七田式船橋駅前教室 中山先生より