Aちゃんは、小学4年生の女の子です。

何事にも一生懸命なテニスもできる文武両道の女の子です。

土曜日のロビーは、いつもたくさんの教室生とご父兄のみなさんであふれています。

そんな中で、Aちゃんは、小学生クラスのレッスンを終え、英語クラスの始まりを待っていました。

そこへ2歳のKくんとお母様がレッスンにいらっしゃいました。

Kくんのママは妊婦さんです。

Kくんのレッスンは、階段をあがった上の教室で行われます。

Kくんのお母様が、2歳のKくんの手をひき、荷物を持って階段をあがろうとしたその時、サッとAちゃんが

「お荷物持ちます!」と、明るい声をかけ、荷物を持ってくれたのです。

誰に言われた訳でもなく、自分の判断でとった行動でした。

Kくんのお母様は、感動されていました。

Aちゃんに、その行動をほめると、

「えっ?何のこと?」

Aちゃんにとっては、特別なことではなく、当たり前の行動だったのです。

七田先生は、

「頭のいいだけの子を育てないでほしい。世のため、人のために行動できる子を育ててほしい」

とよく仰っていました。

まさに、Aちゃんです。

Aちゃんは、勉強も英語もテニスも得意!

でも、それだけではなく、心も豊かに育っているのです。

Aちゃんだけではありません。

七田で育った小学生は、勉学だけでなく、心が育っています。

Aちゃんと同じクラスのHちゃんは、自分のレッスンが終わった後、次のレッスンの為に、椅子を並べて、机をきれいにしてくれます。

Rくんは、大好きなヌイグルミで、レッスンを待っている小さな子たちを笑顔にしてくれます。

Sくんは、手先の器用さを生かして、折り紙でキレイなくす玉を作り、教室を飾ってくれます。

その作り方を小さな子たちに優しく教えてくれます。

みんな教室の最上級生として、七田っ子のお手本になってくれています。

そんなお兄さんお姉さんを見て、小さな子たちも成長していきます。

レッスン中だけでなく、ロビーでの待ち時間でも、七田っ子の成長が感じられます。

これからのみんなの成長が楽しみです。 

 

七田式津田沼教室 稲冨先生より