新型コロナウィルスが猛威をふるっていた頃、私達の教室でも、日々通ってくださる全ての方々が安心して来れますように、日々、除菌や三密をさけるなどの対策をして参りました。

今回のエピソードは、子供達なりに「コロナ」というものとどの様に向き合っているのかが良くわかる、レッスン内で起きた出来事をご紹介したいと思います。

年中クラスさんは、まだまだお父さん・お母さんと一緒にいたい時期、涙を我慢しながらレッスンに入ってくる子もちらほらおりましたが、密になってしまうのを避ける為、母子分離の徹底のご協力をお願いしておりました。

Kくんはとってもおしゃべり好きな、元気いっぱいの男の子です。

Kくんには約1ヶ月前に妹が出来て、お兄ちゃんになったばかりです。

お母様が里帰りをされており、お教室にはお父様が毎週連れてきて下さいました。

お父さんと別れる時は寂しくなってしまい、お父さんのお洋服をひっぱって「行っちゃやだー!」のアピールにお父様もとても困られてるご様子でした。

あの手この手でお父さんと離れたくないKくんに、私も他の講師も声がけをしてきましたが、やはり大好きなパパとは離れたくない!という気持ちと戦っておりました。

Kくんが笑ってくれる日が来るにはどうしたら良いか日々模索していた中、強いものが大好きなKくんなら「やっつける!!」いう言葉が響くのでは?と思いつき「敵はコロナ!コロナをやっつけろ!」のスローガンを考えつきました。

Kくんに伝わって欲しい!の思いを込めて「お父さんやお母さん達がお教室にいると、コロナにうつってしまうかもしれないからみんなのお父さんやお母さんは入れないんだよ。コロナをお友達とみんなでやっつけようよ!!」と声をかけました。

すると、今までのKくんの悲しげな顔つきが嘘のように、みるみるといつもの逞しいKくんの表情に変わった瞬間を見る事が出来ました。

私とKくんとの会話の全てを聞いていたクラスのみんな、Yくんも「ぼくもやっつけるー!」と言ってくれました。

クラス全体が一体感に包まれているのを感じ、私からみんなへ「じゃあ、コロナをやっつける為にはみんなはどうしたらいいと思う?」の質問を投げかけました。

すると、年中クラスとは思えないほど全員が一斉に「手を洗う!」「消毒する!」「マスクする!」「手をいっぱい洗う!」「うがいをする!」なかには「パンチをする!!」と可愛らしい答えも。

5名みんなが真っ直ぐの瞳で自分の思った意見をしっかリ発表してくれたのです!

まさかのみんなからの言葉にビックリしていた所、Mちゃんが突然「じゃあコロナをやっつけられる人がここにいるんだね!!」と迷いのない言葉がMちゃんから発せられ、更に感動で胸がいっぱいになりました。

今ではお部屋に入ると、お父さんに「バイバイ!またあとでねー!」と言えるまで心も大きく成長する事ができたKくん、以前のような親子の嬉しそうなプラスの言葉に溢れている空間に、幸せを感じている今日この頃です。

七田式 葛西教室 船橋駅前教室 津田沼教室 千葉駅前教室 新浦安教室 吉野先生より