同じ時期に期せずして3組4名の卒業生が久しぶりにお教室を訪れてくださいました。

それぞれに成長されたお姿に、嬉しい驚きと面影を感じる懐かしさで感無量でした。

それぞれにお時間をいただき保護者様も交えてお話を伺うことができ、私たち講師も新たな学びとたくさんの感動をいただきました。

その中で七田に通っていた時のことを伺うと「楽しかった。勉強というより、遊びの延長。褒めてもらえるのが嬉しかった、」「できなかったことができる経験をいっぱいさせてもらえた。」「やればできると思えたし、実際できるようになった」「とにかく褒めてもらえて次も頑張ろうと思った」等々。

そんな風に思って通ってくれていたんだと胸が熱くなりました。

七田をやっていてよかったことを伺うと、記憶、思考、コミュニケーション等多岐に渡ってのエピソードをいただきましたが、共通していたのが「人の役に立つことをしたい」という思いでした。

保護者様から、「人の役に立ちたいというのはいつも根底にあったと思います。当たり前のようにそのことはあって、その上でどうしたらいいのか考える。その姿勢はここで培われたと思います。」とお言葉をいただきました。

ご本人達からも、「毎回のレッスンで『人の役に立つことができる』って言われてたから、それが当たり前になっていたかも」とのこと。

幼い頃からかけていた言葉がこのような形になって、今、未来を見据えてキラキラと輝いて、将来を切り開く力になっていることに、私たち講師も驚きと感動をいただきました。

その姿は眩く、感動で自然と涙が溢れてきます。

そして、保護者様方からいただいたとても深い感慨言葉がありました。

「どんな人生でも必ず壁にぶち当たることがある。その壁を悩みながらも自ら乗り越えていける力をいただいたと思います。」

子育てはすぐに結果が出るものではありません。

マニュアルもありません。

「本当にこれでいいのだろうか?」と思い悩み試行錯誤を繰り返します。

でも、お母様が仰っていたように「この子は大丈夫」と思えること。

そしてお子様本人が「自分は大丈夫」と思えること。

自己肯定感をいかに高めてあげられるか、が大きな鍵になると改めて教えていただきました。

お子様を保護者さまも私たち講師も、どうすることが子どもにとって一番いいのか、日々これが正解とはせず、常に最善は何なのか悩みます。

そこへ一筋の光を差し込んでくださったお母様のお言葉です。

「(七田は)できるできないではないんですよね。やるかやらないかなんだと思います。やらない理由はいくらでもあるけれど、やめてしまったらできないまま止まってしまう。色々な状況、忙しいとか、時間が取れないとか、うまくできないとか、それぞれ、その時々てあるけれど、できなくても、一緒に向き合ってやっていくことに意義があると思います。」 

 七田式葛西・新浦安・千葉駅前・船橋駅前・津田沼教室 武藤先生より