七田っ子の活躍
悔しい時にも涙が出る姿に感動
年中さんクラスではマス計算にチャレンジしています。
最初の方は、マス計算のルールがなかなか掴めずに苦戦していた生徒さんたち。
お父様やお母様の助けをお借りしながら、最近はようやく一人で取り組むことができる子が増えてきたように思います。
いつも通り、時間を決めてタイマーをセットし、できるところまでやってみようね、と声をかけます。
集中して取り組む生徒さんたちの姿はキラキラとかがやいているようです。
タイマーが鳴り、続きはおうちで、と声をかけたところ、Hちゃんが泣き出してしまいました。
どうしたの?と聞いてみると、なんと全部終えられなかったことが悔しかったのだそうです。
悲しい時に泣いてしまうのは当たり前のことですが、悔しい時にも涙が出る、という彼女の成長に感動しました。
また、お隣に座っていたYくんはHちゃんを励まして、僕も終わっていないよ、と声をかけてくれました。
一歩ずつ大きくなって、最近は一人一人が小さな大人のようです。
そんな生徒さんたちと過ごすことができる時間に感謝しています。
七田式新浦安教室 木土先生より
『愛と厳しさ』で育てる子育て
七田式小学生英語クラスでは「言えちゃいマスター」という教材で1000単語、1000フレーズを覚え書けるまでを課題の1つにしています。
ある小学1年生クラスで「言えちゃいマスター」の単語暗唱を聞かせてもらっている時です。
暗唱を見事終え、クリアのシールを選んでいたAくんが、同じく暗唱をクリアしたBくんにこんなことを言っていました。
「ねぇ、暗唱クリアしたら何もらえる?」
私は「あら!暗唱できたら物をもらえる約束でもあるのかな?あまりいい傾向じゃないな…」と心の中で思っていたところ、
Aくんが、「僕はね、お母さんが褒めてくれるんだよ!僕のお母さん、すっごく優しいんだ。時々厳しい時もあるけど、いつも励ましてくれるんだ。すっごく優しいんだよ。」と言うではありませんか!
Aくんのお母様、「物で釣っているのかな?」なんて疑ってごめんなさい!
Aくんに「お母さん、励ましてくれたり褒めたくれたり優しいんだね」と話しかけると、お目々をキラキラさせて「うん!」と一言。
それを聞いていたBくんも「僕のママも悪いことをしたら叱られるけど、すごく優しいよ」、他の生徒さんも「うちのママも!」とみんな口々にお母様自慢が始まりました。
その様子はそれぞれのお子様のお母様への愛情をヒシヒシと感じられ感動的でした。
そして、さすが七田のお母様方!
お子様にしっかり厳しさと愛情を届けていらっしゃるんだなと感心しました。
七田眞先生はよく「愛情と厳しさ」両方が子育てには必要だとおっしゃっていました。
その通りの子育てをして下さるとこんなに素直でキラキラしたお子様に育つのだと改めて確信。
こんなお子様方と一緒にレッスンができて幸せだなと実感した出来事でした。
七田式船橋駅前教室 石原先生より
続けることが成果の秘訣
作文で表彰されたHくんの弟が、私のDクラスに通っています。
今回のGOOD &NEWの発表の時に、Hくんの表彰をクラスの皆様にもお伝えして感想等を話していただきました。
まずお母様は作文講座に一年生の後半から通っていて、それを続けて参加したことが今回の表彰に繋がったと話してくださいました。
一年生のときは親子共に難しくて、全ては理解出来ませんでしたが、回数を重ねるたびに少しずつ理解していきました。
まずは皆さん続けることが大事だと言われました。
そして、読み聞かせをして本好きになるとこも大きいですとも話していただきました。
このように七田の成果を目の当たりに出来ることは、とてもうれしいことです。
そしてそのお母様の声をクラスの皆様が真剣に聞いてくださり、本当によい機会となりました。
このクラスのお友達も、小学生クラスになった時の一つの目標にしていただけたらと思います。
作文講座は続けることが大事だと、小学生には伝え続けていきたいと改めて強く思いました。
Hくん、本当におめでとうございます。
お母様も大切なお話しをありがとうございました。
七田式幼児教室 船場駅前教室 近澤先生より
褒めて育てることの重要性
いつも元気ににこにこ笑顔で来室してくれる5歳のK君。
教室に入るなり、あれ?誕生日のロウソクがいつもと違うところにあるよ!と、講師の後ろにある事務用品の棚を指さし教えてくれました。
消しゴム入れのボックスが下にある!
先生、きっと誕生日のロウソクを置く為に消しゴムを下に置いたんだね!
お教室の風景が完璧に写真記憶されている様子にお母様も私もビックリ!!
お家での暗唱も以前と比べて、短時間で仕上がるようになったと聞きました。
K君は、漢字が大好き。
今は、暗唱文集と並行して漢字に取り組んでいます。
お母様手作りの漢字カードをランダムに次から次へと読んでいきます。
その姿は、本当にカッコイイ!!
最近は、知っている漢字を読み、どういう意味?と質問をしてくるようになり、お母様は、意味を教えることを行っているそうです。
言葉の意味を少しづつ知り、本を読む理解度が深くなっていったような印象だとお話しくださいました。
夏より、体操とスイミングを開始したK君。
スイミングの様子を見ていた時、コーチの指示に従ってメリハリのある行動ができる姿をご覧になり、集団の中でしっかり行動できている点に成長を感じられたそうです。
しっかり話を聞いて、今、何をすべきかを理解し、自己を律することができるK君。
それは、お母様が沢山ほめて愛情をかけていらっしゃるからです!
スターターガイダンスにご両親お揃いでご参加され、こころの教育が大切だということ、そしてほめることが重要だと改めて認識され、実行されています。
本当に素晴らしいお母様です。
これからのK君の成長が楽しみです。
K君、将来は漢字博士だね!!
七田式葛西教室 湯川先生より
お子さんにネガティブなイメージを埋め込まない
小学1年生のSちゃんは、明るくて、優しいお友達を大切にできるお子さんです。
津田沼教室の小学1年生クラスは9人なので、座席にお名前カードを置いています。
私がみんなの座席を毎週シャッフルしてカードを置いていくのです。
ある日Sちゃんが、
「先生!お願い!Mちゃんと、Rちゃんと、並ばせて!」と、甘えてきました。
「毎週Sちゃんの言う通りには出来ないけど、今回は、いいよ。」と、3人を並べてカードを置きレッスンがスタートしました。
すると、船橋駅前教室から、お振替でMちゃんという女の子が遅れて教室に入ってきました。
私は、失念していて、彼女のお名前カードを作っていなかったので、「まぁ、Mちゃん待っていたのよどこに座りましょうか?」と、言って教室を見渡すと、Sちゃんが、3人一緒!と喜んでいたのに、「ここに座ったら?どうぞ、いいよ。」と、自主的に言ってくれました。
「Sちゃん!ありがとう!優しいのね。Mちゃん入れてもらってね。」と、すぐに席を案内することができました。
仲良し3人組みで、並んでいたのに、誰かを排除することなく、さらっと親切ができるSちゃん。
素晴らしい人柄の持ち主です。
後日、お母様に、このことをお話して、「本当に心の優しい、素晴らしい人柄のお子さんですね。」と、申し上げたところ、
「先生に、そう言っていただけるなんて!でも、本当に優しい子なんですよ。ただもう少しお勉強もねー!」と、おっしゃるので、
七田式の小学部は、心、魂をピカピカに磨き、学力もつけていくのが目標であり、お勉強は、やらされても、ものにはならない。
やる気があり、主体性のある学びが、本当の学力として身についていくんですよ。
お母様が、苦手だと思ってしまったら、お子さんの可能性の芽を摘んでしまいますよ。
お母様がまず、彼女の人間性を認めて、褒めて、お勉強も、決してできていないわけではないのですから、可能性を信じましょう。
より出来ることにこしたことはないかもしれないですが、Sちゃんは、何よりも、人間性を今素晴らしく成長させています。
学びの楽しさに気づくことは、そう遠いことではないです。
授業中も、一生懸命ですよ。と、お話させて頂きました。
特に、Sちゃんのお父様が、Sは算数が苦手なので、何とかしたい。
が、口癖なので、親がそう決め付けてしまうと、本当に、苦手なんだと、子どもが思いこんでしまいます。
まず、その口癖をやめましょうね。
大丈夫ですよ。と、お話させて頂きました。
ある日、お父様が、「先生、今日は、おかしいんです。Sが、100マス計算を、いつもの倍解けているんです。」と、言ってこられたので、私は、可笑しくなってしまい、「お父さん、何もありません、本来の実力が出ただけですよ!」と、言わせていただきました。
100マス計算をクラスで一番に解ける、Rくんと、比べて、できない、できない!と言っていたお父さん。
親の思い込みで、お子さんにネガティブなイメージを埋め込まないようお願いしたいです。
レッスンでは、できるよ!と、励まして取り組んでいます。
実際、出来そのものは、変わらないのに、親御さんが、ポジティブイメージのお子さんの方が、自信を持ってレッスンに臨めています。
そして、伸びています。
これからも、子どもの可能性を信じて、人間性と、学力の両輪の、七田式教育をレッスンで展開していきたいです。
成長を見守る事は、とても楽しいことです。
七田式津田沼教室 笠原先生より