七田っ子の活躍
読み聞かせマラソン
お子様に読書習慣をつけ、本を通してお子様とのコミュニケーションを深め、本が大好きになってもらう為の取り組みとして、毎年「読み聞かせマラソン」というイベントを行っています。
このイベントでは、各学年ごとに読んだ冊数によって決められた級があり、より多く読んだ生徒さんには園長賞という特別な賞がもらえる事になっています。
この園長賞を貰うことを励みに、毎年読み聞かせマラソンを楽しみにしてる小学生のお母様から伺ったお話です。
「まずは読書マラソンを取り組む前に、1ヶ月間で何冊読むか!何級を目指すか!まずは目標数を立ててから取り組みます。」
「目標数が決まったらそれを30日間で割ると、1日何冊読めば目標数に達する事が出来るか明確にわかります。」
「目標を立てた事で、月の半分辺りでまだ少ししか読めてない場合、再度計算してあとどの位で目標に達するかを自分で判断します。」
「このイベントの趣旨とは異なりますが毎年子供自身に任せて、目標設定→実行という取り組み方をしています。」とのお話でした。
小学生ともなると、帰宅後習い事や宿題などやる事が沢山ある中で、ゆっくり読書をする時間を捻出する事はとても難しいとは思います。
それなのに、自分で決めた目標に向けて励む志しには脱帽です!!
読み聞かせマラソンを通じて、本との触れ合いだけではなく、お子様自身が様々な事を学んでいるんですね。
新たな学びをさせて頂きました。
今年も園長賞のメダルを首に下げて、達成出来た喜びでニコニコのYちゃんの姿が今から先生の目に浮かんでいますよ。
七田式葛西教室 吉野先生より
七田教室に来ているわけとは
今回は、先日教室で聞いた保護者の方のステキな言葉をご紹介したいと思います。
1歳の頃から英語クラスに通うSちゃんは現在3歳。
同じ日に幼児クラスと英語クラスを受講される忙しさですが、お父様やお母様と元気に通ってくれています。
意思表示が上手な分、まだ3歳ということもありイヤイヤの虫が現れることもありますが、五感が優れ、感性の豊かさ、手先の器用さなどキラリと光るものをたくさん持っている女の子です。
お母様もいつも明るく、楽しくレッスンを盛り上げて下さるのですが、先日面談をした際、ふとこのようにおっしゃいました。
「うちは、お勉強ができるようになって欲しくてお教室に来ているわけではないんです。」
「七田式の脳の回路をたくさん作っていく、という考え方に共感しているからです!」
このシンプルではあるけれど、七田教育そのもの!というお考えがとても新鮮に感じられました。
私もひとりの親として、子どもに期待してつい多くを望んでしまいがちです。
でも、Sちゃんのお母様の飾らない一言は、見返りを求めずお子さんの可能性や好きなことを探りながら、そしてその好きなことを尊重しながらただただ真摯に明るくSちゃんに寄り添うお母様の姿勢の表れだと感じました。
柔らかいお顔で話されるお母様の表情に私の気持ちもホッと和んだひとときでした。
七田式葛西教室 斎藤先生より
しっかり心が育っている
「ママ、抱っこして!」「先生!抱っこしてー。」と甘えん坊のH君です。
例えば幼稚園のお迎えが1番最後だった日なんて。
お教室に来てからもずっとママから離れようとしません。
「お友達みんなはちゃんと1人で椅子に座ってるよ!」と前に促されてもH君は大好きなママのお膝から降りようとはしません。
そんな彼ですがしっかりとお兄さんの心が育っている場面を目撃できました!
先日同じクラスのお友達の妹さんがヨチヨチあっちへこっちへ歩き回って何か手に取れる物を探していました。
でもH君を含め、そのクラスの子供達は自身も幼い為に貸してあげる、、というよりは大切な物を触られちゃう!
取られちゃう!の気持ちから「ダメ!」と言っては物を高いところに避けたりしていました。
そんな中、H君は顔を覗き込んでニコッと微笑む彼女に微笑み返し、そしてなにやらゴソゴソと彼のバックから取り出そうとしていました。
先生に見つからないように。私の目を盗んでタイミングを計って出そうとしています!
見えないふりをしていると、カバンの中から幼稚園で作ったであろう紙飛行機を出しました。
でも飛行機の先っぽは尖っています。
すると、なんと、、
その尖った部分を机の下で折ってから渡していたのです!
なんて優しい心遣いなんだろう!と感心です。
H君はきっと幼稚園やママの居ない所では、こうして自分なりにできる心くばりをしているのでしょう。
子供達が外に出た時にこうして周りを思いやれる。他人にやさしくできる。
これはご家庭でしっかりとした揺るぎない愛情があってこそだと思います。
ママのお膝はこれからもしばらくH君の特等席です!
しっかりとお膝で充電をしながら、たくましくやさしく成長してほしい、と思いました。
七田式千葉駅前教室 小山先生より
もしも魔法使いになったら
幼児クラスではレッスンの最初に生徒さんに名前、お誕生日、歳と学年別に色々な質問をします。
年少前の生徒さんはみんなの前で発表するのが恥ずかしくて、もじもじしながらお母さんと一緒に頑張って応えてくれます。
年少くらいになると自分で考えた事を言えるようになってきます。
それでも子供達は突然の質問に対して瞬時に考えをまとめて応えないといけないので大変です。
ある週の年中クラス。
このクラスはレッスンに保護者さまは入らず、生徒さんだけのレッスンになります。
今週は「もしも魔法使いになったら」っと言う質問でした。
子供達は「えっ」っと一瞬戸惑った顔をしました。
「ん~空を飛びたいかなあ」っとRちゃん。
「小さいものを大きくしてみたい」っとM君。
皆んなその応えにびっくり!
「えっ、何を大きくするの~」っとS君。
M君は特に何を大きくしてみたいかは決めていなかったらしく困った顔をしました。
「蟻がこ~んなに大きくなったらどうする??」R君が手を広げて見せます。
すると女の子達が「キャー」皆んなで大笑い。
R君の番
「泣いている人のところへ行きたいです」
「え~・・」
「なんで泣いている人のところへ行きたいの?」っと聴くと
「可哀想だから」講師の私もお友達もびっくり。
一瞬涙が溢れそうになりました。
本当に心が育ってくれているのだなあ~ととても嬉しくなりました。
七田式津田沼教室 佐野先生より
嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事
年長さんクラスの子どもたち。
右脳を使ったイメージ・記憶の取組や、ちえ・もじ・かずの取組、いろんなことが上手にできるようになりました。
それらを人前で披露すること主張することも自然体にできるようになりました。
小さな成功体験を積みかさね、少しずつ確かに高まった自己肯定感は「もっと!」というレッスンに対する意欲にあらわれます。
ある日、全員で漢字を音読みで読み上げていく取組の際、Lくんの意欲が走り出してしまいました。
みんなが声をそろえて音読みを進める中、Lくんはどんどんどんどん早口になり、戸惑ったみんなはペースを維持して音読みを続けながらもキョロキョロと互いに顔を見合わせています。
その時です。
隣の席のTくんがL君の背中に手を置き、トン・トン・トン・トンと、いつもの音読みのペースでリズムをとりはじめました。
Lくんははっとした表情で口を閉じTくんを見つめました。
Tくんは変わらず漢字表に目を落としながら、いつものペースで音読みを続けています。
その間も、Tくんの手はLくんの背中でリズムを刻んでいます。
「いつもの、このリズムでいいんだよ」という無言のメッセージ
を受け取ったLくんは、また漢字表に目をやり、みんなのペースに合流して音読みを再開しました。
なんてスマートなふるまいのできる子どもたちなんだろう。
なんて素直な子どもたちなんだろう。
なんて七田らしい子どもたちなんだろう。
驚きと嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事でした。
七田式葛西教室 植村先生より