年少クラスのYちゃん、元気で可愛い女の子です。

平日午後のレッスンで幼稚園のあとに来るので疲れてぐずってしまう事もあります。

お母さまもついついYちゃんのわがままを聞いてしまいがちでした。

レッスン中もお母さまを困らせることがしばしばありました。

先日の面談でお母さまから

「Yちゃんのわがままに困っている」とご相談がありました。

お母さまには「20年後」のお子さまをイメージしていただきました。

お母さまのお子さまの気持ちに寄り添うことも大切ですが、

「ダメなものはダメ。」

「泣いて騒いで人に言うことを聞いてもらうのではなく、言葉で人に伝えること」を教えてあげるのも大切な親の役割です

とお伝えしました。

お母さまは「やってみます」とお帰りになりました。

その日の午後にレッスンにやってきたYちゃん、レッスン後

「帰りたくない」と駄々をこね始めましたが、お母さまの態度がいつもと違いました。

「レッスンが終わったから、帰ります。」と毅然とした態度をしていると、Yちゃんの行動にも変化が表れました。

自分の言い分を譲歩し始めたのです。

最終的にはお母さまのいうことを聞いて帰ることができました。

そして一週間後のレッスンで、Yちゃんの様子が変わって、とても落ち着いていました。

お母さまに、この一週間のご様子を伺うと「駄々をこねる時間が減りました。」と喜んでいらっしゃいました。

お母さまの素直さとお子さまを思う気持ちに強い愛情を感じ、私もとてもうれしくなりました。 

 七田式新浦安教室 瀬尾先生より