小学生のクラスで夢ノートが始まりました。

自分のやりたいこと、なりたいものなど、できる、できないに関わらず書いていくノートです。

初めて書く私の生徒は最初戸惑いました。

「そんなに書くこと無いよ~。100個とか無理じゃ無い?」

夢ノートは100個書くごとにご褒美があります。

それでも

「自分の思いついたことでいいよ。夢で出てきたことでも、現実的でなくてもいいよ。叶わないって思うことだっていいんだよ。」

と伝えると少しずつ書き出しました。

後ほど

「無理だと思っていてもどうしたら叶えられるか考えてみようね

と伝えましたが聞いていないと思います。

最初は3個くらいで止まってしまった手も、何でも書いてごらんと伝えると途端に楽しそうな表情に。

「これでもいいの?」

「こんなでも?」

見ていると子どもたちのファンタジーな世界観が書き出されていて、思わずふっと笑えてくるようなことが多く書かれていました。

私は、夢ノートは将来の夢実現のためのノートだと思っていました。

しかしそれだけではなく、子どもたちの想像力を膨らませ、言葉にする力を養うこともできるのかなと思います。

いつもはレッスン終わったらすぐに遊びだす子ども達も、その後も笑いながら書き続けていたり、レッスン前にも黙々と書いています。

その姿をみて、きっとご褒美のプレゼント目当てではなく、楽しんでかいてくれているのかなと嬉しく感じます。

また子ども達の頭の中を覗けて新たな一面を発見することもできました。

ユーモアたっぷりの皆の夢をしばらく楽しみたいです。

 

七田式葛西教室 渡部先生より