土曜日2歳児クラスに通っていらっしゃるRちゃん。

1歳のお誕生日が過ぎて直ぐに通室された生徒さんです。

いつもお父様と一緒にレッスンに来られます。

通室された頃はまだ歩くことはできていませんでしたが、歩けるようになった途端にお父様の手からどんどん離れて、興味の向くままどこまでもトコトコ歩いて行ってしまいます。

お父様はその後ろを慌ててついて行かれる様子がとても微笑ましく、いつもニコニコのRちゃんの積極性に驚かされています。

いつものように当てっこ遊びの後、先生と一緒一緒の写真記憶遊びの時でした。

その日の課題はクリスマスケーキ。

長く見せると左脳が働いてしまうので、私のクラスは年齢が小さくてもパッ、パッっと2回見せて、3回目にお写真パチッで、それを再現してもらいます。

保護者さまはよく「えっ!早い!難しい!」っと苦笑いされます。

Rちゃんはケーキのチップを持つとパッパッっとどんどん台紙に貼っていきます。

お父様はいつもRちゃんが貼るがままにやらせてあげて、見守っていらっしゃいます。

その様子を見ていると、何と3箇所当たっています!

次のチップの貼る場所がちょっとズレてしまって、貼るところが見えなくなったしまったらしく、違う場所へ持

って行こうとしました。

お父様が貼る場所が見えるようにちょっとチップをずらすと、Rちゃんは正解の場所へしっかり次のチップを貼りました。

何と5つのチップ全問正解!

「凄い!Rちゃん」思わず手を叩いてしまいました。

お父様もびっくりされたご様子で、Rちゃんの頭を優しく撫でておられました。

この年齢のお子さんは、わかってはいてもアウトプットにつなげるのはまだ少し難しい時期です。

それを大人でもなかなか難しい写真記憶を全てやり遂げてしまったRちゃん。

お父様が正解不正解に拘らず、Rちゃんを優しく見守るそのやり方がとても素晴らしいと思いました。

Rちゃんのこれからの成長がとても楽しみです。 

七田式千葉駅前教室 佐野先生より