七田っ子の活躍
自我が芽生え始める3歳児さん
3歳くらいの男の子となると、まだまだ小さいながらお年頃の時期を迎えるお子さんもいらっしゃいます。
自我が芽生えてきている様子が、とても可愛らしいのです。
お教室の外などで話しかけると、はにかんだ笑顔で俯きがちになったり、走っていってしまったり。
そうやって今までは当たり前だったことを意識し始めるところに、成長の寂しさと喜びが溢れています。
さて、そんな3歳の男の子がお母様に鉛筆を出していただいているシーンを、私は目撃してしまいました。
はやる気持ちをおさえきれないその生徒さんは、鉛筆を半ば無理矢理お母様からとりあげます。
するとそのスピードがまずかったのか、ピンピンに尖った鉛筆がお母様の手を強く引っ掻いてしまいます。
痛がるお母様にハッと我に返った男の子。
お母様のもとに駆け寄り、両手でその傷を撫でて
「痛いの痛いの飛んでけ~」と。
お母様にいつもしてもらっていることをお返ししたのでしょう。
恥ずかしいお年頃だろうに、お母様を守るという本能は何にも代えられないものなのです。
あとでそっと、その男の子に
「ママにどーぞしておいで」と絆創膏をわたすと、お母様にポイっと絆創膏を投げていました。
そこはカッコつけるのね、と。
それも優しさの形ですね。
お母様の嬉しそうなお顔にとても暖かい気持ちになりました。
七田式新浦安教室 木土先生より
1歳でも集中力がすごい!
1才のYくんの成長がすごいです。
少し前までは、いつもお母さまのおひざに座り、お母さまにぴったりくっついて、元気に動きまわってるお友達をニコニコ見ていました。
お母さまも「なかなか歩かないんです」と、少し心配されていました。
それが、先日突然、お教室でも、トコトコと上手に歩くようになったなぁと、思っていたら、急にしっかりテクテク上手に歩けるようになってました。
私が、離れたところから、
「Yく~ん」と呼ぶと、ニコニコ笑顔で、テクテク歩いてきてくれるようにもなり、とても感動しました。
今まで、歩いているお友達をみて、イメージトレーニングをしていたんでしょうか。
それとも、いつから歩こうかなぁと考えていたんでしょうか。
歩き始めたら、急にしっかりテクテク歩けるようになり、びっくりしました。
それから、Yくんは、表情がとても豊かでとってもかわいいんです。
レッスンでも、やる気満々で、ひらがな絵本で、
「ひまわりのひ。トントントントン」と「ひ」の字をトントンと、手でたたくのです。
最初は、片手でトントンと、たたいていたのですが、最近は、両手でバンバンバンバン!と笑顔でとても楽しそうにたたいてくれます。
それはまるで、
「先生、上手でしょ。見て見て!」と言っているような自信に満ちあふれたお兄ちゃんのような、りりしいお顔です。
また、「9月は、ながつき。あたまにピタッ」と、手をあたまにピタッとするときも、両手で、あたまにギュー!とつけてくれます。
しっかりひらがなの「ひ」も「ながつき」もあたまに入ったという感じです。
また、絵本を出すと
「おぉーっ!」という表情で目をまんまるにして、口をつぼめて、ビックリ!の表情をしてくれますが、それもとってもかわいいです。
ESP遊びで、当たったときも、ママと一緒に大喜びで、拍手してくれます。
それから、1才なのに、集中力もあるんです。
ペグボードといって、直径1センチもない3センチほどの円柱形のペグを穴の中に入れるのですが、それも親指と人差し指2本で上手につまんで、穴に入れられるようになりました。
1才なら、なかなか穴に入らなくて、投げちゃったり、お口にいれちゃったりするのに、Yくんは、最後まで10個入れてすごい集中力です。
毎週会うたびにぐんぐん成長しているYくんに会うのが、とても楽しみです。
七田式 船橋駅前教室 塩川先生より
「僕はもう次を向いているんだ!」
小学3年生のS君は真面目なとてもしっかりしている男の子です。
速読がとてもよくでき、テキストの見開き10秒で速読していしまい、確認問題もいつも満点です。
その日の暗唱は七十二節季を珍しく歌で歌ってくれました。
右手を胸に当て、左手は少し広げて、まるで合唱団のアルト歌手のようでした。
その話をお母さまにしたところ、二学期になり学校の音楽会の代表選抜にエントリーして、今年こそは選ばれたいと毎日練習をしていたとのこと。
お母さんも応援して、サポートをして下さったそうです。
発表の日、学校から帰ったS君。
ニコニコ笑顔だったので、お母さまはこれは選ばれたに違いないと期待して
「どうだった?」っと聞いたところ、
「ダメだった。選ばれなかった」っとS君はあっさり。
お母さまはびっくり。
ショックで声も出なかったそうです。
「仕方がないよ。オーディションの前に体育測定があって、僕はそっちができなかった事の方がショックでオーディションどころじゃなかったんだもん」と、説明をしてくれたそうです。
それでもお母さんは、今年は大丈夫だと思っていた分、落胆も大きく食欲も無くなってしまったそうです。
その様子をみたS君
「お母さん、そんなにガッカリしないでよ。僕はいい経験をしたって思っているんだからさあ。それより僕はもう次を向いているんだ。身体鍛えなきゃだめなんだよ」とすっきりした顔で慰めてくれたそうです。
次の日、真っ赤な顔をして学校から帰って来たS君の鞄を持ち上げてびっくり。
なんでこんなに重いの??中を調べてみたら、中から鉄アレイが2つ出てきたそうです。
「何やっているの??」
「ん~学校の行き帰りに重いものを持って鍛えようと思って・・でも。ちょっとさすがにきつかった(笑)もう鉄アレイを持って行くのやめるよ」っと。
お母さんは呆れてしまったそうです。
彼の次の目標は体育測定でいい成績を残すこと。
お母さまは子供に教えられたっとおっしゃっていました。
とても前向きな素晴らしいS君。
自分で考え行動ができるS君。
どんどん大人になっていきますね。
将来がとても楽しみです。
七田式 津田沼教室 佐野先生より
日々成長していく子供たち
小学生クラスに通室中のK君。
ある日のレッスン後、教室を飛び出してきて
「先生、これのぞいてみて!」
と、紙で作った筒を渡してきました。
レッスン内でやった実験がよほど楽しかったようで、わたしにもやってみてほしかったようです。
(*小学生クラスでは、毎月実験があります)
文字を書いた紙を封筒に入れ、光に透かしながら紙の筒でのぞくと、封筒の中の文字が見えるという実験でした。
「不思議だね。なんで見えるの?」
と尋ねると
「これはね、、、」と先ほどレッスンで習ったことを、私にわかりやすいように説明してくれました。
先生の話をちゃんと聞いて理解し、すぐに説明できる。
いつも一生懸命レッスンに取り組んでいるK君の様子が感じ取れて、嬉しく思いました。
その後、お迎えに来たパパにも説明をして、一緒に実験をしていました。
不思議そうにしているパパに、どこか誇らしげに説明しているK君はとても楽しそうでした。
新しい知識を吸収して、日々成長していく様子を間近で感じることで、わたしの励みにもなります。
そんな生徒さんたちのお手伝いができるよう、今日もまた笑顔で頑張りたい!
そう思いました。
七田式千葉駅前教室 加藤先生より
When I grow up, I want to be a father~H君~
小学生の英語クラスでは「Show and Tell」という取り組みがあります。
それぞれの学年でテーマが決められており、自分の意見や思いを文章にして発表するというものです。
9月の小学1年生クラスのテーマは「When I grow up(私が大きくなったら)」というテーマでした。
1人で書くのは難しいので、ご自宅でお父様お母様と一緒に取り組んでいただきます。
シャチの飼育員になりたい、シンガーソングライターになりたいなど、個性溢れる発表にクラスはいつも盛り上がります!
そんな中でHくんが書いてきたものは「When I grow up, I want to be a father.(僕が大きくなったら、お父さんになりたい)」でした。
続く文章の中には理由が書いてあり、子供と一緒にたくさん遊びたいから、とありました。
以前お母様とお話しした時、週末はいつも家族4人で公園で過ごしたり、車でお出掛けすると聞いていました。
ですので、Hくんの中で家族の時間は大切なものなんだと理屈抜きに感じているのだと思います。
妹のRちゃんにもお友達にもいつも優しいHくんらしい、素朴だけど心が温まる将来の夢に、思わず目頭が熱くなりました。
お父様お母様も、きっと嬉しかっただろうなと思います。
ちょっと恥ずかしそうに、でもとても上手に発表できたHくんに心から大きな拍手を送りたいです。
七田式新浦安教室 武井先生より