七田っ子の活躍
ゆっくりだけど子どもの成長を信じてよかった
年少クラスのCちゃん。
去年の今頃は、言葉の発達が少し遅れていました。
オウム返しはするものの問いかけに対して答えることができませんでした。
そのため幼稚園も入園許可がもらえなかったのです。
お母さまはショックを受けながらも、目の前のCちゃんのゆっくりの成長を認めて受け入れてくださり、この1年、見守り続けました。
Cちゃんの成長を信じて絵本の読み聞かせをたくさんしてくださいました。
するとCちゃんは暗唱がとても上手にできるようになりました。
暗唱ができるようになると発語がどんどん増えました。
あらゆる質問の場面では、お母さまがCちゃんの耳元で答えを言い続けました。
すると始めはお母さまの言った答えを真似して言うだけでしたが、最近ではしっかりと自分の言葉で言えるようになったのです。
そして今年の幼稚園の入園選考では、「しっかりと受け答えができ、入園許可をもらうことができました。」とお母さまからうれしいご報告がありました。
先日のレッスンでは、お友達の名前を言ったり、「楽しいね」と言ったり、ニコニコ顔です。
私が教材を「はいどうぞ」と渡すと「ありがとう」と言ってくれました。
自分の気持ちも言葉で言えるようになったのです。
この一年を振り返り、お母さまもとてもうれしそうに、そして少し涙ぐみながら「ゆっくりだけどこの一年の成長にびっくりしています。信じてよかった」とおっしゃっていました。
お母さまの深い愛情とCちゃんの成長を信じて淡々と取り組みを続けてくださった姿、Cちゃんの成長に本当に感動しました。
「継続は力なり」「繰り返しは成功の母」「入力を信じ、出力を待つ」の言葉通りの体験となりました。
七田式葛西教室 瀬尾先生より
『認めてほめて愛して育てる』七田式の基本
小学3年生のレッスンで、『自分が短所だと思っていることでも、他人から見たら長所になることもある。他人をほめること、自分のありのままの姿を認めること』というテーマの課題がありました。
みんなに自分の短所をあげてもらい、他の子からアドバイスをもらいました。
Nちゃんの短所は、「すぐに人に怒っちゃうの。」すると、Kちゃんが、「でも、人に注意できるってすごいね」と。
ハッとしたような顔をしたNちゃんは「注意…?そんな…やさしい感じじゃないの」と。
すかさずAくんが「じゃあ、優しい言葉で言うようにしたらいいよ」とアドバイス。
Nちゃんは「気をつけてみる」と前向きに受け止めることができました。
『認めてほめて愛して育てる』七田式の基本です。
友達同士でも、『認めてほめて愛して育てる』を自然に表現できている子どもたち。
さすが七田っ子です。
七田式 津田沼教室 稲冨先生より
お友達と刺激し合える七田英語
平日夕方の英語クラスは主に、保育園幼稚園帰りや学校帰りの生徒さんが参加されています。
ただ、英語クラスは年齢が違っても同じクラスでレッスンできるので、小さなお子さんが混じることもしばしば。
葛西教室のとあるクラスでは、幼稚園保育園児4~5歳の元気盛りの男の子3人の中に紅一点、2歳の可愛い可愛いプリンセスが一緒にレッスンしています。
ある日のレッスンでのこと。
男の子たちはいつも通り元気いっぱい!
ひとりが何かすればもうひとりが真似をし、お互いにくっくっく、と笑ってはおふざけ絶好調。
何度か釘をさしつつレッスンをしていると、2歳のSちゃんがニコニコと笑顔を浮かべながら、お兄ちゃんたちの真似をし始めました。
お母様は苦笑い、これはどうしようかと私が思った瞬間、男の子たちがハッとした表情を見せ、「まずいな…」とでも言うような顔をしたのです。
そして誰からともなく少しずつトーンダウン。
最後は前を向いて静かになりました。
その光景だけでも心温まる思いだったのですが、レッスン終盤にいつものようにアルファベットフォニックスを始めた時です。
英語で「一緒に言おうね!」と呼びかけてフラッシュカードをめくり始めたところ、2歳のプリンセスSちゃんがお兄ちゃんたちに負けじと可愛い声でフォニックスを言い始めました!
男の子たちも更に負けじとせっせとフォニックスを言い続け…全員大きな声でたくさんのフォニックスを言うことができたのです。
私はこの一回のレッスンの中でたくさんのことを学ばせてもらいました。
お子さんたちは同い年の友達や少し年上のお子さんの真似をして、色々なことを覚えます。
もちろん悪いことも真似します。
でも、それに気づいたお兄ちゃんたちが自制できたこと、そしてフォニックスの合唱のように、良いこともとてもとても大きな刺激を受けて出来るようになっていくんですね。
T君、S君、カッコいいところを見せてくれてありがとう!
小さなSちゃん、フォニックスすごく上手に言えましたね!
とっても嬉しく誇らしかったよ!
七田式 葛西教室 斎藤先生より
無理強いせずやる気を引き出すコツ
年中クラスのMちゃんのお話です。
Mちゃんは、違う教室から移室してきた生徒さんですが、初めて船橋駅前教室に来てくれた時の事はよく覚えています。
Mちゃんは、初めての教室や、初めて会う先生たちにとても緊張している様子で、お母さまの後ろにかくれて、でも、ニコニコの恥ずかしそうなお顔だけお母さまの背中からのぞかせて、とてもかわいいなぁという印象でした。
とても恥ずかしがりやさんなのかなと思ったのですが、お名前を聞くと、きちんと、はっきりおなまえを言えるしっかりしたお子さんでした。
先日、そのMちゃんのお母さまから、すてきなお話をお聞きしました。
絵がとても上手で、レッスンが終わった後にも、ささっと、かわいいにんぎょの絵を上手に描いてくれたりします。
ある時、お家でも、Mちゃんがひとりで絵を描いていたそうです。
お母さまが「これは、なにを描いたの?」と聞くと、「朝、やることの絵だよ。」と言ったそうです。
よくみると、ごはんを食べているところや、はみがきをしている絵だったそうです。
お母さまに聞くと、毎朝、お母さまは、Mちゃんに、いつも同じ順番で「うがいをしてね。」「お水を飲んでね。」「ごはんを食べてね。」「歯みがきしてね。」「お着替えしてね。」などと言って、Mちゃんは、その通りにしていたそうですが、Mちゃんは、その順番をちゃんと覚えててて、それを順番通りに、朝、起きるところから、でかけるところまで、絵に描いていたそうです。
その事も、びっくりですが、もうひとつ驚いたことがあります。
Mちゃんは、毎日、幼稚園から帰ってきてから、夕方に、七田式プリントをやっていたそうですが、お母さまは、「プリントは、朝、幼稚園に行く前にできるといいね。」と、Mちゃんに言っていたそうです。
でも、無理強いはせず、朝に「七田プリントをやってね。」とは言わなかったそうです。
しかし、Mちゃんは、朝やることの絵に、プリントをやる絵を描いていたそうです。
お母さまは、お母さまの気持ちがちゃんとMちゃんに伝わって、しかも、自分から、朝にプリントをやると決めたことに、とても驚かれていらっしゃいました。
お母さまは、その絵に、やる時間をかきこんで、見えるところに、その絵を貼ってくださったそうです。
そして、Mちゃんは、その次の朝から、ずっと、その絵の通りに、朝、七田式プリントをきちんと、やっているそうです。
お母さまは、無理強いすることなく、上手にMちゃんのやる気を引き出したのでしょう。本当に素晴らしいです。
また、Mちゃんも、お母さまに何も言われなくても、朝の忙しい時間、歯みがきやお着替えもやり、その上、七田式プリントをやる時間まで作ってしまって、素晴らしいです。
きっと、Mちゃんは、朝にやることを、イメージしながら、大好きな絵を楽しく描いていたんだと思います。
そして、毎朝、その絵を見ながら、楽しくテキパキ歯みがきやプリントをしているんでしょうね。
毎朝が、楽しい1日の始まりで、毎日、すてきな事がおこりそうでワクワクしますね。
七田式 船橋駅前教室 塩川先生より
親子で努力した経験
小学生のHくん。
小学生英語をスタートした春の頃は正直ついていけるか不安でした。
ページを探すのも一苦労、何をどうしていいのかわからず、涙を浮かべることもしょっちゅうでした。
常に私の目の届く席において他の生徒さんたちについていけるようサポートしていました。
夏ごろからでしょうか、単語の暗唱のリズムがついてきました。
100近くある単語を3週で分けて発表し、4週目に全単語を発表、それがすごいんです。
とても綺麗に、そしてとてもスピーディーに。
そのうらにはお父さまの献身的なサポートがありました。
お忙しいお仕事の傍ら、Hくんの学習のお手伝いをしてくださっていたようです。
それはテキストにも現れていました。
所々にお父さまの筆跡があるのです。
お父さまの力強い筆跡を頼りにいつの間にかしっかりと自己紹介が出来るようになっていました。
つい先日も単語暗唱を1分10秒台で合格しました。
『すごーい!!!さすがHくん、完璧だったね!先生、嬉しいわぁ!』というとなにも言わずニコニコと笑顔で答えてくれました。
その後お父さまに『合格したよ!』と報告、お父さまもうんうんと頷きながらとても素敵な渋い笑顔でHくんを見つめていらっしゃいました。
もうHくんは私の近くの席は卒業です。
遠くの席でもしっかりとレッスンについていけます。
このような生徒さんの成長が私たちにパワーとハッピーをくれるのです。
本人の努力と保護者さまの協力と私たちの『生徒に頑張ってほしい、力をつけてほしい』という想いのレッスンがバランスの良い正三角形の形になったとき、本当の成果がでてくるのだなと再認識いたしました。
今からもHくんがどこまで伸びていくが楽しみで仕方のない私です。
七田式千葉駅前教室 伊藤先生より