キョロキョロ、キョロキョロ。

年少クラスのKちゃんが、何か探し物のような、考えているような顔で、事務スペースに入っていきました。

私はレッスンの片付けで近くを歩いていたのですが、すれ違いに見たKちゃんの顔は、ちょっと曇っていました。

事務スペースには入らない約束なので「線から入っちゃダメなのよ~」と声をかけると、ちょっと不安げな顔で振り向きました。

いつも天真爛漫にきゃあきゃあ騒いでいるイメージなので、意外な顔に不思議な感じがしました。

するとKちゃんのお母様が「K、どうしたの?あぁ、お茶をこぼしちゃったのね」と、こぼしてしまったところに寄ってきて、手荷物の中からティッシュを出して拭いてくださいました。

私も駆け寄り拭きましたが、拭きながらやっと気付きました。

Kちゃんは、こぼしてしまったお茶を、自分なりに考えて片付けようとしていたのでした。

今まで、幼い幼いと思っていた子どもたちが成長する瞬間を見たような気がしました。

そう思うと、急にKちゃんがお姉さんの顔に見えてきました。

そんな瞬間瞬間に出会える私たち講師は、とても幸せだなぁと思いました!

七田チャイルドアカデミー千葉駅前教室 石上先生より