七田っ子の活躍
思いやりの心は、すてきな未来をつくる!
年中クラスのとても優しいNちゃんのお話です。
このクラスは、昨年からの持ち上がりのおかげもありますが、みんなとても仲良しです。
その中でもお姉さん的存在のNちゃんがみんなにとても優しくしてくれています。
ある時、同じクラスのMちゃんのお母さまが、Mちゃんが気がつかない間にトイレに行ってしまいました。
Mちゃんは、お母さまの姿が見えないのに気がついて、心配になって、今にも泣き出しそうになってしまいました。
私がMちゃんに声をかけようとしたら、泣き出しそうなMちゃんにすぐに気がついたNちゃんが、さっとMちゃんにかけよって、ハグして
「大丈夫だよ。一緒にこっちで本を読もう」と言って、背中をトントンしてくれました。
そして、NちゃんはMちゃんに絵本を見せてあげていました。
おかげでMちゃんは、涙がでることもなく、Nちゃんと一緒にお母さまを待つことができました。
また、別の日には、レッスン中、お部屋の電気をつけようと、私が、一番はじにいたNちゃんに、
「Nちゃん、電気をつけてくれる?」とお願いしたんですが、となりにいたHくんが、とてもやりたそうにNちゃんの方を見ました。
そうしたら、Nちゃんは、Hくんがなにも言っていないのに
「Hくん、やってもいいよ」とHくんに譲ってあげてました。
しかも、Hくんが、歩きやすいように、自分のいすを、さっと動かして待っていてくれました。
Hくんは、とてもうれしそうに「ありがとう」と言って電気をつけてくれました。
私も、電気をつけてくれたHくんと、譲ってくれたNちゃんに、とてもうれしい気持ちで
「ありがとう」と言いました。
お部屋の中に、うれしい気持ちや、優しい気持ちが、パァーっと広がりました。
Nちゃんは、右脳の共感能力がしっかり育っているのでしょうね。
お友達が何も言わないのに、お友達の気持ちがわかってあげられる思いやりの心がしっかり育っています。
そして、お友達の気持ちがわかるだけでなく、すぐにお友達のために自分がしてあげられる事をすぐにできるなんて、さすが七田っ子です。
そんな、優しいNちゃんのおかげでしょうか、このクラスのみんなは、とてもおだやかで、お友達にとても優しい良い子たちです。
Nちゃんの優しい思いやりの心は、日本中、世界中にどんどん広がって、とてもすてきな未来をつくってくれるでしょう。
明るい未来がとても楽しみです。
こんな幸せな気持ちにさせてくれて、本当にありがとう。
七田式船橋駅前教室 塩川先生より
お友達を思いやるやさしい心
1~2歳クラスのお友達のお話です。
J君はお外遊びが大好きな元気な男の子です。
最近言葉が少しずつ出て来て、イヤイヤ、ママなど言えるようになってきました。
でもママはもう何ヶ月も、このイヤイヤに困り果てていました。
ある日は教室に来たとたん、イヤイヤが始まり、教室の中にも入って来ません。
ママはもう、帰りますと、本当に帰りそうになった事もありました。
私が抱っこして、教室に連れて来たら、気持ちが逸れたのかそのまま無事に??
いえいえ、ちゃんとレッスンを受けれましたが、ママも日頃の育児で疲れてしまったようです。
そんな日々が続いていたのですが、ある時ママが「今週はイヤイヤが少し落ち着いた感じです。」と、ホッとした様子で話してくれました。
母親講座で毎回その話が出ていたので、私もうれしく思っていました。
イヤイヤ期は、ほとんどの子供が多かれ少なかれ通る道で、それも大事な成長過程ですよね。
そして、ホッとしましたと聞いた次の週に、同じクラスのMちゃんが教材の取り組みの時に、イヤイヤで泣いてしまいました。
しばらく泣いていたらJ君が、Mちゃんの頭をなでなでしてくれたのです。
何度も…何度も…。
誰かが言ったわけでもなく、まだ2歳になったばかりの、言葉もまだ出始めたばかりの子供が…。
こんなに小さいJ君の心に、しっかりとお友達を思いやるやさしい心が芽生えているのだなあと、本当に感動しました。
さすが七田の子。
とてもうれしく、癒された出来事です。
七田式船橋駅前教室 近澤先生より
どんどん英語が出始めています!
いつも可愛らしい1~2歳クラスのTちゃん。
春頃はまだまだ赤ちゃんの可愛らさで日本語も少しずつ出始めているところでしたが、もうすぐ妹が出来るからか、最近なんだかちょっとお姉さんになってきました。
そしてどんどん英語が出始めています!
レッスンの中で色を皆で答えるフラッシュカードがあります。
私が
「What colour is this?」と聞くとみんな元気に答えてくれます。
「Orange!!」
「Blue!!」
「Green!!」みんな我れ先にと、どんどん答えてくれます。
でもTちゃんには得意な色があります。
それは紫色です。
Tちゃんが答えてくれる時、先生は毎回キュンとしてしまいます。
何故かというと、紫色のカードが出るまでソワソワしながら待っているのです!
そしていざ紫色が出ると、一番に大きな声で、とても綺麗な発音で
「Purple!!」と言ってくれるのです。
「Very good, Tちゃん!」と褒めたあとに見せてくれる照れ笑いでさらにまたキュン!
次はどんなキュンをくれるのでしょうか。
今からとても楽しみです。
七田式葛西教室 武井先生より
七田は特別な時間
小2のEちゃん。
絵のセンスが抜群で数々の賞を取っています。
イメージを絵で表現するのも上手で、クラスの他の生徒さん達にもとてもいい刺激になっています。
人間学の時もキラリと光るとても素敵な言葉がポンポン飛び出てきてクラス全体をいい空気で満たしてくれる、多才なお子様です。
ところが…暗唱でちょっとつまずいてしまったり、初めて出てきたところがわかりずらかったりすると、途端にグズグズに…見かねたお母さまが、
「そんなに辛いのだったら七田を辞めようかと思います。」とお申し出されました。
ここは、Eちゃんが乗り越えなくてはならない大事なところ、辞めては何も解決しないと思い、
「Eちゃんは、レッスン中ずっとグスグスしている訳ではありません。キラキラ輝いているところ、やる気満々なところ、集中しているところと沢山あります。是非レッスンをご覧になって下さい。」とお母さまにお伝えしました。
そして、次のレッスンを見学に来ていただくことになりました。
レッスン当日、お母さまと教室に入って来たEちゃん。
「これが最後のチャンス」とボソッと言ったのでギョッとして「えっ?」と聞き返しました。
ところが言葉を発した感じとは裏腹に、なんだか引き締まったいい表情。
レッスン中もいつにも増して素晴らしい集中で、キラリと光るEちゃん節も健在でした。
最初心配そうだったお母さまの表情も、だんだん安堵の笑みに変わらてきました。
わからなくて涙ぐんでいた単位換算も「よし!」の掛け声と共にスラスラと取り組んでいるではありませんか!
思わずお母さまとめを見合わせてしまいました。
「実は家で何回も頑張ってやっていました。」と、お母さま。
レッスン後、Eちゃんに
「どうして、今日はこんなにがんばれたのかな?」と聞くと
「だって…」と言ったまま言いあぐねているのを、お母さまが引き取って
「辞めたくない一心だったのでしょうね。1週間こんなに頑張っている姿を初めて見ました。この子にとって七田は特別なんですね。」
晴れ晴れとした笑顔で帰って行くEちゃんとお母さまを見送りながら、
子どもが成長する節目に立ち会えたことに深く感謝致しました。
時に子ども達はもがきながら、涙を流しながら大きく成長していきます。
それに寄り添い心を砕きながらお母さま方も迷われる事も多々あり、それは我が子を思うが故、当然の事です。
そんな時、私たち講師は、そこに寄り添いながら、今ここだけではない子ども達の未来をしっかりと見据えていく責任を改めて深く感じました。
七田式葛西教室 武藤先生より
優しさを感じ、素直に感謝できる子ども達
小学3年生のクラスのみんなは、幼児クラスから七田にかよってくださっている七田っ子たち!
とても心根がやさしく、芯の強い子どもたちです。
先日、マス計算の苦手なMちゃんが、レッスン中に急に「私、計算にがて…」と、ポツリと言いました。
するとDくんが「にがてって言わなければいいんだよ!できるって思えばいいんだよ」と優しく、明るく話しかけました。
「ううん、無理。そんなの思えない…」とMちゃん。
Dくんはそれ以上はなにも言わず、温かい目で「大丈夫だよ」と小さな声で呟きました。
まるで、Mちゃんを優しく励ますように。
そしてマス計算が始まりました。
Mちゃんは自信が持てず、ポロポロ泣き出しました。
隣で計算し終えたAちゃん。
ずっと隣の席でMちゃんを気にかけてあげてました。
計算の時間が終わると、涙するMちゃんに何か声をかけてあげてました。
計算用紙を集める時に
「Mちゃん、よく頑張ったね」と声をかけると、Mちゃんが
「みんな、ありがと」とポツリ。
「次も頑張る」と。
するとDくんもAちゃんも、そして静かに見守ってくれていたKくんも、ほんわか、いい顔(^^)
強すぎる励ましでもなく、見放すこともせず、ただひたすら、自分のやり方で仲間に寄り添う子どもたちの優しさ。
そしてその優しさを感じ、素直に感謝できるMちゃん。
彼らの素晴らしい成長を感じ、心の底からぽかぽか温かい幸せな気分になりました。
ありがとう。
七田式新浦安教室 木内先生より