七田式幼児教育
もしも魔法使いになったら
幼児クラスではレッスンの最初に生徒さんに名前、お誕生日、歳と学年別に色々な質問をします。
年少前の生徒さんはみんなの前で発表するのが恥ずかしくて、もじもじしながらお母さんと一緒に頑張って応えてくれます。
年少くらいになると自分で考えた事を言えるようになってきます。
それでも子供達は突然の質問に対して瞬時に考えをまとめて応えないといけないので大変です。
ある週の年中クラス。
このクラスはレッスンに保護者さまは入らず、生徒さんだけのレッスンになります。
今週は「もしも魔法使いになったら」っと言う質問でした。
子供達は「えっ」っと一瞬戸惑った顔をしました。
「ん~空を飛びたいかなあ」っとRちゃん。
「小さいものを大きくしてみたい」っとM君。
皆んなその応えにびっくり!
「えっ、何を大きくするの~」っとS君。
M君は特に何を大きくしてみたいかは決めていなかったらしく困った顔をしました。
「蟻がこ~んなに大きくなったらどうする??」R君が手を広げて見せます。
すると女の子達が「キャー」皆んなで大笑い。
R君の番
「泣いている人のところへ行きたいです」
「え~・・」
「なんで泣いている人のところへ行きたいの?」っと聴くと
「可哀想だから」講師の私もお友達もびっくり。
一瞬涙が溢れそうになりました。
本当に心が育ってくれているのだなあ~ととても嬉しくなりました。
七田式津田沼教室 佐野先生より
あきらめないで良かった!
早生まれの1歳児Aちゃん。
3か月前まで、お母様と毎レッスンのたびに苦笑いしていました。
最初の歌とご挨拶が終わると、お母様のおっぱいを欲しがり、満足すると眠ってしまうからです。
「どうぞ」と「ちょうだい」がとても上手なのに、もしかするとレッスンは、その最初の10分だとおもっているのではないか、と思うほど、決まって。
確かに、家ではこの時間にいつも寝ているらしく、お母様と習慣って怖いですね~、と笑っていました。
それでもお母様は諦めず、
「寝ていても耳からは先生の声が聞こえているはずだから」と、眠ってしまったAちゃんを抱き抱えて、お母様がレッスンを受けていました。
時々、お母様ご自身も
「大丈夫かしら?聞こえているかしら?」と疑心暗鬼に駆られながら、信じてAちゃんの耳元で囁くレッスン。
そんな日々のある日のレッスン。
いつものように、おっぱいが終わり、
「寝ちゃうのかな?」と見ていたら、ちゃんとイスに座りました!
お母様と「おぉ!?」と目が合い、そのままレッスンを続けていると…
50分ちゃーんとレッスンを受けてくれました!
起きていたことがない=見たこともないレッスンなのに、まるで流れを知っているかのように、最後まで頑張っていました!
「諦めなくてよかったね!」とお母様の根性が勝利を納めました!
もし、お母様が諦めてお休みする等、選択していたら、また1からのスタートだったでしょうし、こんな喜びが得られる感動は味わえなかったのではないかと思います。
今やAちゃんは、一睡もすることなく、積極的にレッスンに参加していて、お母様と微笑ましく見ています。
そんな母子さんの姿を見ていて、講師の私の方も、もっともっと、成長のアドバイザーとして進化しなくては!
と、心新たになりました。
七田式津田沼教室 石上先生より
嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事
年長さんクラスの子どもたち。
右脳を使ったイメージ・記憶の取組や、ちえ・もじ・かずの取組、いろんなことが上手にできるようになりました。
それらを人前で披露すること主張することも自然体にできるようになりました。
小さな成功体験を積みかさね、少しずつ確かに高まった自己肯定感は「もっと!」というレッスンに対する意欲にあらわれます。
ある日、全員で漢字を音読みで読み上げていく取組の際、Lくんの意欲が走り出してしまいました。
みんなが声をそろえて音読みを進める中、Lくんはどんどんどんどん早口になり、戸惑ったみんなはペースを維持して音読みを続けながらもキョロキョロと互いに顔を見合わせています。
その時です。
隣の席のTくんがL君の背中に手を置き、トン・トン・トン・トンと、いつもの音読みのペースでリズムをとりはじめました。
Lくんははっとした表情で口を閉じTくんを見つめました。
Tくんは変わらず漢字表に目を落としながら、いつものペースで音読みを続けています。
その間も、Tくんの手はLくんの背中でリズムを刻んでいます。
「いつもの、このリズムでいいんだよ」という無言のメッセージ
を受け取ったLくんは、また漢字表に目をやり、みんなのペースに合流して音読みを再開しました。
なんてスマートなふるまいのできる子どもたちなんだろう。
なんて素直な子どもたちなんだろう。
なんて七田らしい子どもたちなんだろう。
驚きと嬉しさのあまりぐっときてしまった出来事でした。
七田式葛西教室 植村先生より
心が温かくなる子どもたち
ある日の幼児英語のクラス、2歳のSちゃんと、同じく2歳のHちゃん、5歳のHちゃんのお兄ちゃんがいるクラスです。
2歳児と言えば所謂「イヤイヤ期」。
いつも盛り上がる楽しいクラスなので途中まで皆で元気にレッスンをしていましたが、だんだんHちゃんの雲行きが怪しくなり・・・
遂にやりたくないと、ワンワンと泣き始めてしまいました。
私はHちゃんのことを気にかけつつもレッスンを進行するのに必死になってしまっていました。
すると、隣に座っていたSちゃんが、Hちゃんの肩に手を置き顔を覗き込んで
「大丈夫?」と声をかけているかのような仕草をするのです。
私は、Sちゃんはなんて優しい子なんだ、と感激しました。
Sちゃんのお母様も「あら~」と驚いた様子でした。
しかしSちゃんがHちゃんを気にかけたのは一瞬で、すぐに椅子に座り直り目はカードに。
レッスンに集中モードに戻っていきました。
その後レッスンも無事に終わり、Sちゃんに帰り際
「HちゃんにSee you言った?」と言うと、
「See you」と言って、Hちゃんにギュッとハグをして帰っていきました。
Sちゃんは、最後までHちゃんが泣いていたから気になっていたのでしょう。
そして元気になって欲しくてギュッと抱きしめたのかな。
私は、2人の姿を見て、心が温かくなりました。
七田式新浦安教室 渋谷先生より
七田式は子育ての道しるべ
「七田式は、私達夫婦の道しるべなのです。」
先日、面談にいらした保護者の方から、そのようなお言葉をいただきました。
とても利発で、楽しくレッスンに通ってくれている、Y君。
しかし、お家ではお母様を困らせてしまう事もあり、そのような時、どのようにお子さんと向き合ったらよいか、悩む事もあったそうです。
七田式のレッスンに通うようになって、
「そうだったんだ。」と、目から鱗が落ちるかのように、今まで疑問に思っていた事が、色々わかってきたと、おっしゃいました。
また、もやもやとした霧が晴れるかのように、最近気持ちがスッキリとし、お子様に向き合うようになったとおっしゃいました。
キラキラとした目でお話している保護者様を見て、少しでもお手伝いできたらと、改めて思いました。
七田式船橋駅前教室 富安先生より