Monthly Archives: 4月 2019
明るく乗り越えられるお子さん
3歳児クラスのMちゃんは、前年度のクラスでは、まだ、言葉がほとんど出ていませんでしたが、3歳児クラスになってから、どんどん言葉が出て、俳句の暗唱もどんどんスラスラできるようになりました。
Mちゃんは、いつも、お姉ちゃんのRちゃんのレッスンが終わるまで、絵本を読んだり、プリントを書いたり、妹のお世話をしたりして、楽しく待ち時間を過ごしています。
普通なら長くて待ちくたびれてしまうような時間なのですが、Mちゃんは、退屈そうではありません。
絵本も、声を出して、イメージを膨らませて読んでいます。
妹のHちゃんを抱っこしたり、お話ししてあげたりと素敵なお姉ちゃんぶりを発揮しています。
塗り絵も、一生懸命、素敵なのを仕上げてくれます。
プリントも頑張って仕上げています。
その様子を見ていると賛嘆せずにはいられません。
人生で、スムーズにいかない時も、Mちゃんなら、可愛い魔女のように、明るく楽しく乗り越えられそうに見えます。
そんなMちゃんを見ていると、こちらも元気を沢山もらえています。
七田式新浦安教室 佐々木先生より
ギュッと抱きしめるのがマイブーム
1歳児クラスのYちゃんは、昨年春から入室してくださった生徒さんです。
七田の教室では、レッスンの最初と最後に、お父様、お母様にギュッとお子様を抱きしめてもらっています。
そして、その重要性も、母親講座などでお話ししています。
おうちでも、Yちゃんは、お母様にたくさん抱きしめてもらっているのでしょう。
今、Yちゃんは、ギュッと抱きしめるのがマイブームになっているのです。
Yちゃんは、レッスンで一緒のお友達にギュッとします。
また、お母様はもとより、他のお母様にもギュッとしてくれます。
先生たちにもギュッとしてくれます。
Yちゃんの通っている保育園でも、Yちゃんのギュッは、そのまま続いているそうです。
Yちゃんの笑顔とギュッが、みんなの笑顔を一層引き出してくれてます。
先日のレッスンの後も、ロビーで、次々とギュッとしてくれるYちゃん。
何とも言えない温かな雰囲気に包まれました。
素敵なYちゃん。
また、どのお子様も、本当に素晴らしい、その素晴らしさを見れる講師も幸せなことだと思わせていただいています。
七田式新浦安教室 佐々木先生より
どうしたら生徒の為になるかを常に考える
3歳のYくん。
一人っ子で、普段は穏やかで、優しい男の子です。
ある日のレッスンでのこと。
オレンジ色の、コンクリートミキサー車や、ショベルカー、などを使い規則性の勉強をしていました。
男の子も、女の子も、車に触って遊びたくて仕方がなくなってしまいました。
レッスンでは、先生がデモンストレーションを行い、生徒が答えるというスタイルをとっています。
ですので触らせてレッスンを遅れさせるわけにはいきません。
とっさに「じゃあ、お約束ね!最後までしっかりレッスン頑張れたお友達には、この車を、先生、貸してあげます。お約束したよ。みんな頑張れる?」と言いいました。
するとみんな、「はーい!頑張れます。」と、言ってくれました。
レッスンは進み、最後のお取り組み、お雛様、お内裏様を作ることになり、みんな頑張って製作に取り組んでいました。
ところが、前日も、振替で、同じお雛様作りをしていたYくんは、お母様が、
「ちょっとだけ違うよ、こうじゃない?」と、アドバイスをしたつもりで、手を出しました。
その瞬間、「いやや!」と、お母様の手を振り払い
「もう、ママ嫌いや!もうせえへん!」と言って、クレヨンや、糊などのお道具をぐちゃぐちゃにして放り出してしまいました。
お母様は、とても困ってしまい。
「ごめんなぁ」と、困り顔で、散らかっているお道具を片付けようとすると、
「やめて!」と、お母様に、手を上げる始末。
どうしてあげたら、Yくんの為になるのか、考えました。
「Yくん? Yくんが、ママ嫌いでも、先生が、嫌いでも、ママも、先生も、Yくんが大好きよ。もう少しで、出来上がるよ。イヤなら、やらないでいい。でも、ママを叩くのは、やめましょう。」と、叩いている手を握りました。
すると、他のお友達が、一人、また一人と、お雛様を仕上げはじめました。
「はい!良く出来たね!素敵!頑張りました!えらいよ!」と、出来上がった子から、車を手渡しました。
「お約束守ってくれた子には先生もお約束守ります!」
そして、Yくん以外の全員が車を手にして、レッスン終了のご挨拶をしました。
すると、Yくんは、周りの子が楽しく車で遊び始めたのを見て、
「やっぱり、やる」と、最後までお雛様を仕上げました!
「Yくん!えらい!お約束守れる子、先生大好きよ!はい、どうぞ!」と、車を渡しました。
お母様も、「もうママは、手を出さないから、やってごらん」と、促してくださいました。
母親講座の間お友達と、楽しく車でで遊ぶYくんは、いつもの、穏やかで優しいYくんに戻っていました。
暗唱が終わり、お教室を出て行く子どもたち。
Yくんは、一番最初にお教室を出て行きました。
私は、もっときちんとYくんと向き合って褒めてあげたかったので、全員の暗唱を
聞いた後、走って追いかけていきました。
お母様と、手を繋いで帰って行くYくんの後ろ姿に安心しながら、追いついて、
「Yくん、今日は、先生、レッスンの途中で、Yくんのこと、大丈夫かなぁって心配したよ。でも、やっぱり、Yくんは、先生が、大好きな優しい、頑張れるYくんでいてくれたね。ありがとう!大好きよ!」と、Yくんを抱きしめました。
Yくんは、頷き、ニコニコとした笑顔を見せてくれました。
お母様は、「Yは、先生のことが大好きなんです。よかったなぁ!」と、Yくんの頭を撫でてくれました。
「また、来週も、待ってるよ!」と、頭を撫でて別れました。
まだまだ3歳の男の子、お母様への甘えもあったと思います。
でも、自分の力で最後までやり抜く力を付けたYくんは、一つ成長したのではないでしょうか?
これからも、Yくんの成長を見守って行きたいです。
津田沼教室 笠原先生
悔し涙は成長の源
ツーっとKちゃんの頬に涙が流れるのを、私は初めて見ました。
Kちゃんは、年長さんの女の子です。
いつも落ち着いて、自分のペースをきちんと持っているKちゃん。
レッスン前も静かに入ってきて、ジッと暗唱の順番を待ち「暗唱やろうか」と声をかけると、ニコッと微笑みながら、しっかり暗唱できる女の子です。
そのKちゃんが、先日ちょっと元気ない感じで部屋に入ってきました。
いつものように「暗唱やる?」と声をかけたけれども、なんだかいつもと違う返事。
でもとりあえずクラス全員が今取り組んでいる円周率の発表をし始めました。
いつもは全然ヘルプも必要としないくらい、よどみなく暗唱できるし、大きな声なのに。
今日はちょっと伏し目がちで暗唱もたどたどしい?
ちょっとヒントをあげつつ暗唱を終え
「ヒント多かったから、来週もう一度やろうか」と伝えると、小さく頷いたKちゃんの目から、ツーっと一筋の涙が。
Kちゃんはとても穏やかなお子さまなので、Kちゃんの涙は意外でした。
でもKちゃんは悔しかったのです。
思う通りに暗唱できない自分が悔しかったのです。
私は涙を流せるKちゃんに感動しました。
Kちゃんは静かに感情を表す子でしたが「悔し涙」は初めて見ました。
「悔しい、頑張りたい、次こそは」という気持ちがKちゃんに芽生えた瞬間でした。
子ども達の暗唱を聞いていると、この「脱皮」の瞬間によく立ち会えます。
どの子も健気に一所懸命取組んでいます。
そして悔し涙がでるようになると、次のステージに上がって行き、またぐんぐん成長していきます。
翌週、Kちゃんは同じ暗唱を、今度はスラスラと大きな声で暗唱できました!
その時のKちゃんのキラキラした笑顔が印象的でした。
お子様の成長の節目節目に立ち会えることが、私にたくさんの元気をくれ、とても幸せな気持ちにしてくれます。
Kちゃんの今後も楽しみでなりません!
七田式新浦安教室 木内先生より
お母様からの温かいお便り
千葉駅前教室の高学年クラスの小学生高学年のYくんのお母様から、レッスン後うれしいお便りをいただきました。(Yくんは弟も妹も七田に通ってくださってます)
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先日、小学校で個人面接がありました。各自話がありましたが、3人とも共通して言われたことが1つ。
「クラスのみんなのために、何かしよう、してあげよう、という精神がすごい!」と言われました。
「困っている人がいれば、さっときて助けている。何かの準備には必ず加わり、さっさと協力している。特にYくんのボランティア精神はすごい、なんなんだ!と思うほどです」と言われました。
3人とも、紛れもなくしちだっ子だー。と改めて思いました。
先生方に心を育てていただいている、結果だと思いました。
(中略)そこそこ出来てないことも多々ありますが。。。
とても、満足しています。
無性に感謝の気持ちがわいてきまして。。いつも感謝してるんですけど、優しく、楽しく、時に厳しい 先生に感謝です。
こどもたちも、私も主人も、先生が大好きです。
(中略)一年間、ありがとうございました。
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本当に素晴らしいのは、ご両親が3人のお子様それぞれに丁寧に寄り添い、そしてそのまんま、今の姿を受け入れて愛情かけて大切に見守られていることです。
Yくん達3兄弟は、とてものびやかで、とても素直な優しいお子さまたちです。
最後のレッスン時も、帰りがけに同じクラスのお友達に手作りのプレゼントを手渡していました。
本当に周りに気の配れる優しい3兄弟です。
これからもYくん3兄弟と一緒にレッスンが出来ることに感謝しながら、楽しいレッスンをしたいと思います。
七田式千葉駅前教室 木内先生より