小2のEちゃん。

絵のセンスが抜群で数々の賞を取っています。

イメージを絵で表現するのも上手で、クラスの他の生徒さん達にもとてもいい刺激になっています。

人間学の時もキラリと光るとても素敵な言葉がポンポン飛び出てきてクラス全体をいい空気で満たしてくれる、多才なお子様です。

ところが…暗唱でちょっとつまずいてしまったり、初めて出てきたところがわかりずらかったりすると、途端にグズグズに…見かねたお母さまが、

「そんなに辛いのだったら七田を辞めようかと思います。」とお申し出されました。

ここは、Eちゃんが乗り越えなくてはならない大事なところ、辞めては何も解決しないと思い、

「Eちゃんは、レッスン中ずっとグスグスしている訳ではありません。キラキラ輝いているところ、やる気満々なところ、集中しているところと沢山あります。是非レッスンをご覧になって下さい。」とお母さまにお伝えしました。

そして、次のレッスンを見学に来ていただくことになりました。

レッスン当日、お母さまと教室に入って来たEちゃん。

「これが最後のチャンス」とボソッと言ったのでギョッとして「えっ?」と聞き返しました。

ところが言葉を発した感じとは裏腹に、なんだか引き締まったいい表情。

レッスン中もいつにも増して素晴らしい集中で、キラリと光るEちゃん節も健在でした。

最初心配そうだったお母さまの表情も、だんだん安堵の笑みに変わらてきました。

わからなくて涙ぐんでいた単位換算も「よし!」の掛け声と共にスラスラと取り組んでいるではありませんか!

思わずお母さまとめを見合わせてしまいました。

「実は家で何回も頑張ってやっていました。」と、お母さま。

レッスン後、Eちゃんに

「どうして、今日はこんなにがんばれたのかな?」と聞くと

「だって…」と言ったまま言いあぐねているのを、お母さまが引き取って

辞めたくない一心だったのでしょうね。1週間こんなに頑張っている姿を初めて見ました。この子にとって七田は特別なんですね。」

晴れ晴れとした笑顔で帰って行くEちゃんとお母さまを見送りながら、

子どもが成長する節目に立ち会えたことに深く感謝致しました。

時に子ども達はもがきながら、涙を流しながら大きく成長していきます。

それに寄り添い心を砕きながらお母さま方も迷われる事も多々あり、それは我が子を思うが故、当然の事です。

そんな時、私たち講師は、そこに寄り添いながら、今ここだけではない子ども達の未来をしっかりと見据えていく責任を改めて深く感じました。  

七田式葛西教室 武藤先生より