津田沼教室
心が穏やかになる七田の教室
1歳児クラスは、いつも感動の嵐です。
6ヶ月から1歳5ヶ月までのお子さんが一緒のクラスですので、月齢進化を見ることができます。
保護者様も入室するときには
「まだ小さいし、1年近く離れたお子さんと一緒にレッスンして大丈夫なんでしょうか?」
と心配されますが、入室してからは、お母さまが一番楽しんでいらっしゃいます。
1歳過ぎてまだ歩かないと気にしていたAちゃんは、8ヶ月で歩いているKくんのまねをして一緒に歩き出し。
まだアーもブーも言わないとヤキモキしていたHちゃんは、どうやら6ヶ月から1歳2ヶ月のお友達全員と言葉なくしてコミュニケーションしているほほえましい姿に、お母さまは安心し。
「レッスンが始まるよー!」という先生の言葉に反応して、ハイハイからヨチヨチまでいっせいに教室めがけて動き出す姿に、お母さまは、少し楽になったと感じ。
出遅れて教室に入ってこないお友達を、待ったり、呼びにいくこともしばしば。
一同ほっこりします。
お母さま同士の会話も子育ての悩みから、遊ぶ場所の情報交換まで幅広くなり、お母さまの心が穏やかになる空気が、お子さんの心も育てていると感じます。
七田式 葛西・新浦安・船橋駅前・津田沼教室・千葉駅前教室 林先生より
レッスンに来ることが父と子のコミュニケーションの時間
入室されて、2年がたった3歳のKくん。
とても恥ずかしがり屋の男の子です。
毎週、お父様とレッスンにいらっしゃいます。
お父様は、とても穏やかで、いつも笑顔でレッスンされています。
入室したばかりの頃は、お父様に抱っこされたまま、お父様の胸に顔を埋め、じっとしたままレッスンをしていたKくん。
お父様は、そんなKくんを優しく抱っこしたまま楽しそうにレッスンを受けてくださっていました。
無理に座らせることも、無理に取り組みをさせることもせず、お父様ご自身が楽しそうにレッスンを受けてくださっていました。
そんなKくんも少しずつ、好きな歌の時だけカードを見てくれたり、好きな取り組みだけやってくれたりするようになってきました。
お父様は決して焦らせることをせず、Kくんの気持ちに寄り添って、待ってくださいました。
現在、入室されて2年たったKくんは、笑顔でレッスンに参加してくれています。
好きな歌を口ずさんでくれたり、百玉ソロバンの問いに答えてくれたり、積極的に取り組みをしてくれています。
お家では、大きな声でマンスリーCDの歌を歌ったり、俳句を暗唱したり、百玉ソロバンをやったり、レッスンのマネをしたりしているとのこと。
お父様が、焦らず、周りのお友達と比べず、Kくんの成長を穏やかに待ってくださったことは、とても素晴らしいことです。
そして、お父様自身がレッスンを楽しんでくださったこと、その姿がKくんにとって、とても素晴らしいお手本になっています。
そんなお父様から、面談の時に素敵なお話を聞かせていただきました。
毎週レッスンにお父様といらっしゃるのは、お母様のご意向ですか?とお尋ねした時の、お答えです。
「私自身が楽しいからレッスンに来ています。平日は忙しくなかなか子どもとの時間を持てないので、レッスンに来ることが、貴重なコミュニケーションの時間になっています。レッスンに来ている間は、ママも一人でリフレッシュできる時間にもなっています。家族にとってレッスンの時間は、とても大切な時間なんです。」
なんて素敵なお父様でしょう。
お子様のためだけでなく、ママのため、そして、その時間を楽しいと感じてくださっている。
そんな貴重な時間をさらに有意義なものにできるよう、これからも充実したレッスンをしていきたいと改めて感じました。
七田式津田沼教室 稲冨先生より
4歳Hちゃんからのお手紙
4さいのHちゃんは、とてもシャイな女の子です。
レッスン中の受け答えも、かわいい小さな声でしてくれます。
レッスンの前後で話しかけても、小さな声でのやり取りです。
でも、お母様のお話を聞くと、お家ではとても大きな声でお話をしたり、活発なご様子。
教室でのレッスンの話も、とても楽しそうにしてくれるとのこと。
そんなHちゃんがが、ある日のレッスンの後に、小さく折った折り紙をそっと、私に渡してくれました。
中を開けてみると、たくさんのハートマークが描いてあります。
「先生にお手紙かいてくれたの?」と聞くと、にっこりと頷くHちゃん。
それを見ていたお母様は、ビックリしていらっしゃいました。
お母様は、Hちゃんがお手紙を用意していたのをご存知なかったのです。
Hちゃんが、自分のアイデアでお手紙をかいて持ってきてくれたのです。
そのお手紙からは、Hちゃんの気持ちがたくさんあふれていました。
その気持ちを大切にレッスンしていきたいと思います。
七田式津田沼教室 稲冨先生より
★てんごくにもとどけてください。おねがいします だいすき★
9月には、敬老の日があります。
子供達にとってはお祖父様、お祖母様に会いに行く、お電話する日という意味が強いようです。
毎月、その月の行事や言葉、植物や食べ物の旬のフラッシュカードを沢山見ている子供たちは、季節の移り変わりにもとても敏感です。
お花では、これどこどこの花壇で見た!
食べ物では、これが好き~!と発言が沢山でます。
お教室では、敬老の日に向けて、お祖父様、お祖母様にお手紙を書こう、という取り組みをしました。
年長クラスのお手紙の1枚を見て、私は思わず泣いてしまいました。
お手紙には、 ★てんごくにもとどけてください。おねがいします だいすき★
と、一生懸命書いたひらがなからはじまる文章と素敵な御祖父母様の絵が描かれていました。
お母様に伺うと、6月にお祖父様が亡くなられたとのこと。
すごく優しいお祖父様だったようで、お子様もなついていらしたようです。
スッゴク元気にのーてんきな声で、
「じいじとばあばにお手紙書こうねぇ?」
と、うながしてしまった私は、猛反省しました。
きっと悲しくなってしまったはずなのに、一言も怒りもせず、泣きもせず。
天国のお祖父様にお手紙を書いてくれたお子様に、本当に感謝しています。
たった6歳のお子様。
でも、七田のお子様には、家族を愛する気持ち、人に優しくする気持ちがちゃんと育っていること、大切なことを教えていただきました。
お教室では、私は先生と呼ばれています。
でも、私が教えられることよりも、私がお子様から学ぶ事の方が多いかもしれません。
ポストに入れるお手紙には、住所を書かなければ届きませんが。
このお手紙は、きっと絶対絶対ぜぇーったい、天国のお祖父様に届くはずです。
季節や古来からの日本の行事を大切にする七田だからこそ、全クラス対象の、敬老の日のお手紙の取り組み。
そのレッスンを受けて来た子供の、優しい心の成長。
本当に素晴らしいと思います。
私も、いい年ですので大切な人が沢山お空にいます。
もう一度会いたい人。
大好きな人。
お星さまになってしまった人。
今年のお彼岸には、忙がしさにかまけて会いに行けていない人に、お墓参りをしなければいけない!
会いに行かなければ?
そう、6歳のお子様に教わって、泣いてしまったのでした。
じいじは、運動会、見に来てくれたかな?
良いお天気になって良かったね?
じいじの応援ちゃんと聞こえたかな?
本当にありがとう。
先生も天国にお手紙書くね。
天国の大好きなお祖父様にも、先生の大事な人にもお手紙届きますように。
七田式津田沼教室 清水先生より
「僕はもう次を向いているんだ!」
小学3年生のS君は真面目なとてもしっかりしている男の子です。
速読がとてもよくでき、テキストの見開き10秒で速読していしまい、確認問題もいつも満点です。
その日の暗唱は七十二節季を珍しく歌で歌ってくれました。
右手を胸に当て、左手は少し広げて、まるで合唱団のアルト歌手のようでした。
その話をお母さまにしたところ、二学期になり学校の音楽会の代表選抜にエントリーして、今年こそは選ばれたいと毎日練習をしていたとのこと。
お母さんも応援して、サポートをして下さったそうです。
発表の日、学校から帰ったS君。
ニコニコ笑顔だったので、お母さまはこれは選ばれたに違いないと期待して
「どうだった?」っと聞いたところ、
「ダメだった。選ばれなかった」っとS君はあっさり。
お母さまはびっくり。
ショックで声も出なかったそうです。
「仕方がないよ。オーディションの前に体育測定があって、僕はそっちができなかった事の方がショックでオーディションどころじゃなかったんだもん」と、説明をしてくれたそうです。
それでもお母さんは、今年は大丈夫だと思っていた分、落胆も大きく食欲も無くなってしまったそうです。
その様子をみたS君
「お母さん、そんなにガッカリしないでよ。僕はいい経験をしたって思っているんだからさあ。それより僕はもう次を向いているんだ。身体鍛えなきゃだめなんだよ」とすっきりした顔で慰めてくれたそうです。
次の日、真っ赤な顔をして学校から帰って来たS君の鞄を持ち上げてびっくり。
なんでこんなに重いの??中を調べてみたら、中から鉄アレイが2つ出てきたそうです。
「何やっているの??」
「ん~学校の行き帰りに重いものを持って鍛えようと思って・・でも。ちょっとさすがにきつかった(笑)もう鉄アレイを持って行くのやめるよ」っと。
お母さんは呆れてしまったそうです。
彼の次の目標は体育測定でいい成績を残すこと。
お母さまは子供に教えられたっとおっしゃっていました。
とても前向きな素晴らしいS君。
自分で考え行動ができるS君。
どんどん大人になっていきますね。
将来がとても楽しみです。
七田式 津田沼教室 佐野先生より