Aちゃんをきっかけにクラス全員が暗唱
3歳児クラスのAちゃんは毎週必ず暗唱をしてくれます。
その仕方がとても可愛くて、先生はいつも楽しみにしています。
俳句の暗唱の時は言葉にあった振り付けをして、踊りながら発表してくれます。
その時お母様も一緒になって踊るので、お母様とAちゃんの動きがピタリと合った時、まるで日本舞踊を見ているかのようです。
お母様はこの時大つぶの汗を流して笑顔でジェスチャーをする姿はとても清々しく、キラキラと輝いてます。
この楽しそうな空気に、教室全体がほっこりと和やかになります。
教室のお友達も楽しそうに見ています。
そしてこの空気に刺激をされるのか、私も暗唱やりたい!と言う空気になり、今ではこのクラスの生徒さんみんな暗唱をするようになりました。
こんなに笑顔で、楽しい時間を共有することが出来て先生はとても嬉しいです。
来週は自分で振り付けを考えた俳句を披露してくれるそうです。
とっても待ち遠しいです。
七田式船橋駅前教室 中山先生より
チームワークの素晴らしいクラス
あるクラスは皆が元気のいいい子たちばかり。
カレンダーの歌から大きな声でみんなで歌ってくれます。
ある日、あいうえおのうた、時計、百玉そろばんと進むにつれてどんどん大きな声になっていきました。
ちょっと声が大きくなりすぎたので、「少し小さな声で可愛く歌おうね」と言いました。
しかしその日はみんながオーバーヒート 真面目に一生懸命なのですが、少しやりすぎになってしまいました。
「小さくて、かわいく歌うよ!」と言ってもどんどんヒートアップしていきます。
と、その時一人の女の子「静かにしないとお化けがくるよ」と皆に一言声をかけました。
するとみんなは「そうだね、お化けくるとこまるから静かにしよう」と。
その一言で、すーっとみんなが冷静に落ち着きを取り戻すことができました。
まだ3才のこの女の子の機転のきいた言葉に私は驚かされ、また救われました。
そして、素直にその言葉にしたがって冷静になれる他の子どもたちも素晴らしいです。
このクラスの子どもたちは普段から誰一人ふざけることもなく、仲良しでチームワークもいいのですが、真面目に頑張りすぎて、ちょっと脱線してしまったりすることもあります。
でもそんなとき、いつもその女の子はみんなをまとめてくれます。
とてもチームワークのとれた素晴らしいクラスです。
みんなすごいですね。
七田式葛西教室 戸梶先生より
子育において『待つ』ことは簡単なようで難しい
DクラスのYちゃんは、とても素直で穏やかなお子さんです。
お母様も穏やかで、落ち着いていらして、お子さんをあたたかく見守っています。
Yちゃんは、少し恥ずかしがり屋さんでもあります。
昨年は暗唱が出来ていても、どうしても発表の時は声が出せなくてお母様と一緒に何とか頑張ると言う様子でした。
ただそれも無理にさせず、Yちゃんのペースに合わせて長い目で見てくださっていました。
ところが最近は、レッスン前もレッスン中も?先生聞いて、聞いて、あのねーとおしゃべりさんの芽が出てきました。
私として、Yちゃんの成長がうれしく思っていました。
暗唱の発表はしばらくお休み中でしたが、いつかはと待っていましたところ、ある日本当に久しぶりに発表をしてくれました。
とても、小さな小さな声でしたが、一人で最後まで言えたのです。
素晴らしいです!
本当に感動しました!
子育てでは待つということは簡単なようでなかなか難しいものです。
でも今回はまた改めて、待つことの大切さを実感しました。
これからのYちゃんの成長がまた楽しみになりました。
ありがとうございました。
七田式幼児教室葛西教室 近澤先生より
焦らず、慌てず、諦めず!
英語コースKidsクラスを受講している5歳のMちゃん 。
慎重派のMちゃんはレッスンではなかなか声が出せない生徒さんでしたが、年少の終わり頃から控え目ながら声が聞こえるようになってきていました。
今ではすっかり自信をつけてレッスン中も大きな声で発言してくれる頼もしい生徒さんに成長されています。
今年度から英語のレッスンでは暗唱絵本とは別の絵本をレッスン中に読んでいます。
生徒さんたちは絵本が大好き!
みなさん、目をキラキラさせながら聞いてくれます。
その日の絵本は’’Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?’’
私がチャンツのようにリズムを取りながら本を読み始めると、Mちゃんが「あっ!」と一言。
その後、私と一緒に英文を言い始めました。
リズムが良く繰り返しのフレーズもある絵本とはいえ、Mちゃんがほとんどの英文を言えているのには本当に驚きました。
レッスン後、お母様とMちゃんに
「あの絵本お持ちなんですか?」
と伺うと、お持ちではないとのこと。
するとMちゃんが
「幼稚園で読んだ」と教えてくれました。
お母様によると、幼稚園では週1回、15分程度の英語の時間があるが、
’’Brown Bear....’’の本は一度読んだだけとのこと。
たった一度だけ!
それなのにほぼ暗唱できているなんて、さすが七田っ子!!
Baby の頃から七田式の英語を受講して下さり、お家でお母様が掛け流しを続けてくださっていたおかげで、一生の財産となる外国語の音を聞き取れる回路。
いわゆる「いい耳」が作られているんだな~と感激しました。
Mちゃんの素晴らしい能力だけだなく、レッスン中に発話がなくても焦らず、慌てず、諦めずの
「3つのあ」を実践し環境を与えて下さっているお母様の成果でもあるな~と思います。
ありがとうございます!
これからも楽しい の絵本を沢山読んでいきましょうね。
船橋駅前教室 石原先生より
英語のレッスンでも大切なhugの時間
大切なハグ 『hug』という題名の、英語の絵本があります。
1頭の小さいゴリラが、赤ちゃん時代から森の動物たちに大切にされて、いつもハグされていました。
大きくなってから、ゴリラ君は誕生日のある日、急に寂しくなります。
理由は、森の動物たちは皆、忙しそうで、前のように親切ではなさそうだから。
ここまで読むと、この絵本は、
子どもの成長のつらさを伝えたいようにも見えます。
でも、絵本の最後には、動物たちが集まって、ゴリラ君のお母さんと一緒に誕生日のお祝いをしてくれます。
結局、ゴリラ君は相変わらず、温かいハグをもらいました。
とても温かい絵本です。
七田式の英語レッスンにも、大切なハグの時間があります。
いつも、深呼吸の後、講師が生徒さんとお母さんにハグをさせます。
私がいつも言う言葉はこうです。
「Now please give your Mum a big hug.」
「I love you Mummy.」
「I love you 〇〇.」
「Thank you for coming here with me today...」
私の生徒さんは皆、3歳前後のお子さんで、自分が成長して少し努力したい気持ちもあり、まだ甘えん坊のところもあります。
このハグの時間は、生徒さんだけではなくお母様にもとても大切な時間です。
なぜかというと、目をつぶって我が子に
「I love you」
と言いながらほっぺにキスするお母さんの顔には、本当に幸せが溢れています。
Y君は、3歳半の男の子。
11月から英語入室しました。
10月は、3回のチャレンジを受けました。
1回目のチャレンジレッスンのハグの時、お母さんが後ろからY君をハグしようとすると、Y君はびっくりして、不機嫌になり、グーでお母さんの顔を打ちました。
2回目のレッスンの時も、同じでした。
お母さんは、とても綺麗で優しい方です。
正直に言えば私は、ああ、お母さんが可哀想だな、と思いました。
その場でY君に、お母さんを叩いちゃいけないよ、と注意しました。
レッスンの後、お母さんにこう言いました。
「Y君はたぶん、そのハグにまだ慣れていないので、無意識に体が反応しただけ。お母さんが嫌いだから叩くのではなく、自分がびっくりしたことを伝えたいのでしょう。」
お母さんは納得した様子で、目に少し涙が浮かびました。
3回目のチャレンジレッスンの時、お母さんは注意して、後ろからそぅっと、ハグの形を作るだけにしました。
Y君は、お母さんを叩きませんでした。
レッスンの後、それについて、私はお母さんもY君も両方褒めました。
お母さんの目に、また涙が浮かびましたが、それは今度こそ、我が子が成長したことによる、うれし涙でした。
11月になって、Y君の5回目のレッスンのハグの時間は、もうY君とお母さんの幸せの時間になりました。
Y君はまだ恥ずかしそうで、他の子のようにギュッと強くハグはしないけれど、顔には嬉しさが混じっていました。
その日のレッスンの後に、もう1つ意外なことがありました。
同じクラスのSちゃんとR君は、お互いに仲良しのハグをしました。
とても温かい場面でした。
そして、SちゃんとR君はそれぞれY君ともハグをしたかった。
恥ずかしいY君は、手を伸ばして避けようとしました。
私は、「じゃあ、先生とハグしようか?」
Y君の前に行って、そっとY君の体の周りに手を回すと、Y君は避けようとはせず、いつもの嬉しさと恥ずかしさの混じった顔で、ハグを受け入れてくれました。
私は、本当に感動しました。
いつか、Y君が自分からお母さんや、友だちや、先生たちへハグするのを、待っています。
七田式新浦安教室 リュウ先生より