七田っ子の活躍
優れた創造性の基本は、優れた情報の入力と記憶
3歳のNちゃんは、ひらがな表を指差しながら、「よさぶそんのよ」「こばやしいっさのこ」「まつおばしょうのま」と、大きな声で発表してくれます。
同じく3歳のYちゃんは、「小林一茶のが好きなんだ~」と、楽しそうに俳句を暗唱してくれます。
2歳のYちゃんに好きな人を聞くと、「小林一茶」とお返事されます。
2歳や3歳の子供から、小林一茶など俳人の名前がスラスラでてくるのです。
毎回、レッスンで、俳句を読みます。
毎月配布しているCDにも俳句が入っています。
俳句のインプットができているので、自然に表現できてしまうのです。
幼稚園生になると、素敵な俳句を作れるようになります。
たくさんの俳句がインプットされているので、上手に表現することができるのです。
優れた創造性の基本は、優れた情報の入力と記憶にあります。
幼いころから無意識のうちに、子供の糧となる情報をたくさん入れてあげることが大切です。
俳句でも古典でも漢文でも、子供の好きなことすべてが、良い情報となります。
津田沼教室 稲冨先生より
少しずつ自信をつけて実力に
小学2年生のクラス。
レッスンでは、考えたり書く時間が多くあります。
男の子の多いクラスなので、分かってても書くことがめんどくさかったり、他の事に意識がいっちゃう子もいます。
速読や速聴の時間になるとやる気スイッチを切る子も。
テキストが真っ白な状態も珍しくありません。
先日速読の前に、TくんとYくんが
「えーやだーやりたくない。書きたくないー」
と言い出しました。
普段Tくんは1文字も書かない。
Yくんは3文字が限界です。
「じゃあ今日は特別に1行だけでいいよ。」
と提案しました。
3行ある文章でしたが、記憶するところを短くしました。
それでも1行書けたら普段より書いたことになります。
正直どうなるかな?とどきどきです。
「書き出しスタート!」というと彼らはスラスラ書きはじめました。
そして
「先生できた!!」と得意顔。
びっくりです。
しっかり1行書ききりました。
Yくんいわく、1行なら覚えられたそう。
全部覚えようとすると無理だと思って途中で諦めてしまうけど1行なら得意だと言いました。
彼らは書くことに自信が無かったようです。
最初から諦めていました。
しかしこの日書けたことががきっかけで次のレッスンも次の次のレッスンも、なんだかんだ言いながらも毎回1行は書けるようになりました。
自信がついたよう。
全てをやりきるのではなく、ちょっとずつでも出来るようになれば、その自信が生んでくれるものの可能性を感じた瞬間でした。
毎回皆に学ばせてもらってます。
これからもどんどん自信をつけていこうね。
七田式葛西教室 渡部先生より
コピー記憶ができちゃいます♪
面談時期に入りました。
新浦安教室の年長クラスは、2~3歳児の時の幼児クラス、年少時の英語クラスを担当し、昨年は担当する機会なく、1年ぶりに担当することになりました。
幼児期の1年間とは、こんなにもお子さま方が成長するものか!とそれぞれの成長を実感しつつ、毎週楽しくレッスンしています。
その中の一人Mちゃんは、1歳前から通ってくださり七田歴は6年になります。
先日Mちゃんのお母様と面談したときに伺ったお話です。
Mちゃんは小さい頃から暗唱をコンスタントに発表するお子さまです。
英語でもなんでも、そのままコピー記憶ができます。
なので、担任ではないときも「Mちゃん、暗唱たくさんできたね。Mちゃん暗唱得意だもんね」と声をかけることがしばしばありました。
先日の面談でお母様から「Mは木内先生に『暗唱得意だもんね』と言われるのが嬉しかったみたいです。最近は自分で、だって暗唱得意だもん!って言うんですよ」とのお話を伺いました。
お母様いわく、「なんだか自分で自分に暗示かけてるみたいですよね~♪」と。
こんなふうに、たくさんの子どもが、自分が得意なことを楽しそうに話すようにしてあげたい!
とMちゃんのお母様の話を伺って強く思いました。
七田式新浦安教室 木内先生より
見えない力がたくさん眠っています♪
去年から本格的に記憶のトレーニングが始まった年少クラスにどんどん大きな変化が見られるようになってきました。
Aちゃんはいつもニコニコ楽しそうにレッスンを受けてくれて、お友達のこともとても良く見ていて優しい気遣いのできるお子さまです。
天真爛漫で、お母さまに注意された時も「ママ大好き!」とハグしていく姿はなんとも愛くるしいです。
そんなAちゃん、レッスン後の暗唱発表になると、集中出来なかったり、疲れていたりで、「お家では言えてるのに…」とお母さまが嘆かれることもしばしば…
「必ず出来ますから待ってあげましょう!」とお母さまを励ましつつ、Aちゃんに「来週、楽しみにしているね!」とお約束していました。
その日はAちゃん、いつもと違って暗唱発表の時間なんだかキリリとしていて、いざ発表し出したら、スラスラと淀みなく大きな声で時間内に発表できました!
「Aちゃん、やったね!素晴らしかったよ!」と言うと、とても満足気な笑顔でした。
「よかった~」と、お母さまの目には涙が…Aちゃんと二人三脚で頑張ってこられたからこその涙でした。
そんなAちゃんの頑張りを見ていた同じクラスのRちゃん、その数週間後、お帰り間際に何やらブツブツ…あっ!暗唱してる!「ちょっと待って!」とタイムを計ると、今までで最高の早いタイムで発表できました!
お母さまに「すごいですね!早かったですね!」と言うと、今日は暗唱頑張るとパパとお約束してきたとのこと。
お父さまも一緒にRちゃんを励まして、その素晴らしい力を引き出して下さいました。
お子さまの中には、まだ見えないけれど素晴らしい力が沢山眠っています。
お母さま、お父さまがそれを信じて一緒に取り組んで下さることによって、その力がどんどん開花してきています。
クラスのお友達の頑張りもとてもいい刺激になって、「私も!私も!」と相乗効果でやる気を発揮できるのでしょう。
これからもどんな能力が花開くのかワクワクが止まりません。
七田式千葉駅前教室 武藤先生より
レッスン内容だけではない全てが学び
葛西教室では、この春に新たに入室された生徒さんや親御さんがたくさん通い始めてくださっています。
教室内に貼ってある写真や飾り物、そして置いてある絵本、すべてに興味津々で触ったり、歩き回ったりしている子供達の後ろで、優しく微笑んで見守る親御さん達がいます。
どの親も子供が新たな環境に身を置いて新しい事に挑戦する時には、心配や不安を抱えるものです。
私たち講師は、教室に通って下さる全ての子供達と親御さん達に有意義な時間を過ごして頂きたいと願い、お手伝い出来ればと思っています。
先日、七田に長年通われているお母様達が、新しく入室されたばかりの親子へ話しかけ、和気あいあいとした雰囲気がロビーに流れていました。
そんな風景を見ながら、こうしたコミュニケーション力とても大切だなぁと感じました。
子供達は、親のそんな姿勢を全て見ています。
お教室にまだ慣れていなく緊張気味のお母様への気遣い、他人への思いやりすべてが自然に振舞われています。
見ているこちらもとても優しい気持ちになり、そんな空気が教室全体を包んでいました。
子供達はレッスンの中だけの事を学んでいるのではありません。
日々の全ての時間を学び成長しています。
七田に通われている子供達は、皆、思いやりのある、人の気持ちがちゃんとわかる優しい子供達だと思っていましたが、そこに一緒に寄り添われている親御さん達が優しく素晴らしいからなのだ!
と改めて感じた瞬間でした。
七田式 葛西教室 吉野先生より