津田沼教室
読み聞かせの体験は、親と子の豊かな時間の共有
読書マラソンが無事終了しました。
金曜の10時からの一歳児さんクラスのお母様達。
赤ちゃんコースから上がったり、0歳児コースからの持ち上がりの方が多く、いつも和やかに、楽しくレッスンをしています。
およそ2か月前にに配布して、読書マラソンが始まる説明をしました。
そのとき、「千冊頑張って!是非メダルのプレゼントがあるので、キラキラのメダルをママたちの首から、かけてあげたいわ!大変かもしれないけれどこの1か月は有意義なものになりますよ。」
と、励ましたり、わたしの息子が、今大学で理系に進み論文を読み漁り、また、自分のブログに、受験生に向けた、おすすめの本を載せ広告収入を得ている話を、させていただきました。
小さい頃の読み聞かせの体験は、親と子の豊かな時間の共有であり、たとえ理系に進んだとしても、文章を読むことが必須。
まして、気が早いかもしれないですが国立大学を目指すなら、理系でも、国語能力は必須ですね。
私も、自分が本好きということもあり、赤ちゃんのころから、お腹にいる頃から絵本を選び読んで聞かせていました。
今お母さんが楽しみにして絵本読み聞かせをすることは、将来に繋がりますよ。
子どもが興味がなければそのときは、ほかのことに興味があるので付き合って寝る前や、おやつのあと、お昼寝の前などなどタイミングを見て、豊かな知識と感性の扉を開きましょう!
1か月、出来るだけ、頑張ってみてください。
きっと習慣になり、なんらかの収穫がありますよ。と、お話させて頂きました。
「どうする?競う?1000?2000?」と、冗談を言いながら、お母さん達は、やる気を出して参加してくれそう。
嬉しいなぁ。と、思った事が、ついこの前のことのよう。
皆さん、読み聞かせのシートを提出してくださいました。
シートを見ると、母子の温かく豊かな時間を過ごすことがみなさんできたようです。
お仕事をしているお母さんは、その方なりに時間をやりくりして冊数は進まなくても、とても努力されたのがわかりました。
母の気持ちは、祈りだなぁと、感じました。
我が子を思い、祈り、少しでも、自分の出来ることをしようとする姿に感動です。
無償の愛ほど尊いものはないです。
子どもがまだ1歳なら、お母さんも、お母さん1歳。
これからもお母さんと一緒に、成長を祈りながら楽しくレッスンをして行きたいと思います。
七田式津田沼教室 笠原先生より
ママにしっかり甘えられるからこその自立心
七田式は、母子一体感を大切にしているため、年中クラスまでは、レッスンはお子様だけでなく、お母様も一緒に受けていただきます。
年長クラスになると、自立を促すため、お子様だけでのレッスンとなります。
そのため、年中クラスでは、徐々にお子様だけのレッスンに移行していきます。
年中クラスのAくんは、ちょっと甘えん坊の男の子。
お母様のお膝でレッスンをすることもあります。
お返事もお母様を頼ってしまったり、分かっているのに、はずかしくて答えられなかったり…。
そんなAくんを見て、お母様は少し困り顔。
それでも、レッスンを休まず来てくださっていました。
ある日、年中クラスのみんなに、「来週は、ママとはなれてレッスンしてみよう」と提案すると、ワクワクする子、心配するママ、ちょっと不安そうな母子…反応はいろいろです。
そんな中、Aくんのママは、「私がいなかったら、ちゃんとレッスンできたりするのかしら」と、期待半分、不安半分。
ママからはなれてのレッスン初日、ワクワク顔の子がたくさんの中、ちょっと不安そうなAくん。
しかし、レッスンが始まったら、椅子にビシッと座り、自分でテキパキとレッスンの準備を始めました。
お返事も大きな声でハッキリと出来、質問にもハキハキと答えられました。
お取組もテキパキととりくみ、みんなのお手本になる程、カッコよくレッスンができたAくん。
レッスン終了後、お母様にご様子をお話すると、ビックリ半分喜び半分。
カッコよくレッスンできたAくんですが、ママに会うとすぐに甘えん坊のAくんに変身。
Aくん、何でもテキパキできるのです。
でも、ママと一緒の時は、たくさん甘えていたい。
ママにしっかり甘えられているからこそ、ママからはなれた時に、カッコよく行動できるのです。
これからもママから愛の充電をたっぷりともらって、カッコイイ男の子に変身するAくんの成長が楽しみです。
七田式津田沼教室 稲冨先生より
お子さんにネガティブなイメージを埋め込まない
小学1年生のSちゃんは、明るくて、優しいお友達を大切にできるお子さんです。
津田沼教室の小学1年生クラスは9人なので、座席にお名前カードを置いています。
私がみんなの座席を毎週シャッフルしてカードを置いていくのです。
ある日Sちゃんが、
「先生!お願い!Mちゃんと、Rちゃんと、並ばせて!」と、甘えてきました。
「毎週Sちゃんの言う通りには出来ないけど、今回は、いいよ。」と、3人を並べてカードを置きレッスンがスタートしました。
すると、船橋駅前教室から、お振替でMちゃんという女の子が遅れて教室に入ってきました。
私は、失念していて、彼女のお名前カードを作っていなかったので、「まぁ、Mちゃん待っていたのよどこに座りましょうか?」と、言って教室を見渡すと、Sちゃんが、3人一緒!と喜んでいたのに、「ここに座ったら?どうぞ、いいよ。」と、自主的に言ってくれました。
「Sちゃん!ありがとう!優しいのね。Mちゃん入れてもらってね。」と、すぐに席を案内することができました。
仲良し3人組みで、並んでいたのに、誰かを排除することなく、さらっと親切ができるSちゃん。
素晴らしい人柄の持ち主です。
後日、お母様に、このことをお話して、「本当に心の優しい、素晴らしい人柄のお子さんですね。」と、申し上げたところ、
「先生に、そう言っていただけるなんて!でも、本当に優しい子なんですよ。ただもう少しお勉強もねー!」と、おっしゃるので、
七田式の小学部は、心、魂をピカピカに磨き、学力もつけていくのが目標であり、お勉強は、やらされても、ものにはならない。
やる気があり、主体性のある学びが、本当の学力として身についていくんですよ。
お母様が、苦手だと思ってしまったら、お子さんの可能性の芽を摘んでしまいますよ。
お母様がまず、彼女の人間性を認めて、褒めて、お勉強も、決してできていないわけではないのですから、可能性を信じましょう。
より出来ることにこしたことはないかもしれないですが、Sちゃんは、何よりも、人間性を今素晴らしく成長させています。
学びの楽しさに気づくことは、そう遠いことではないです。
授業中も、一生懸命ですよ。と、お話させて頂きました。
特に、Sちゃんのお父様が、Sは算数が苦手なので、何とかしたい。
が、口癖なので、親がそう決め付けてしまうと、本当に、苦手なんだと、子どもが思いこんでしまいます。
まず、その口癖をやめましょうね。
大丈夫ですよ。と、お話させて頂きました。
ある日、お父様が、「先生、今日は、おかしいんです。Sが、100マス計算を、いつもの倍解けているんです。」と、言ってこられたので、私は、可笑しくなってしまい、「お父さん、何もありません、本来の実力が出ただけですよ!」と、言わせていただきました。
100マス計算をクラスで一番に解ける、Rくんと、比べて、できない、できない!と言っていたお父さん。
親の思い込みで、お子さんにネガティブなイメージを埋め込まないようお願いしたいです。
レッスンでは、できるよ!と、励まして取り組んでいます。
実際、出来そのものは、変わらないのに、親御さんが、ポジティブイメージのお子さんの方が、自信を持ってレッスンに臨めています。
そして、伸びています。
これからも、子どもの可能性を信じて、人間性と、学力の両輪の、七田式教育をレッスンで展開していきたいです。
成長を見守る事は、とても楽しいことです。
七田式津田沼教室 笠原先生より
解らないことを質問できる
年長さんのY君のレッスンは、ちょっと時間が遅いこともあり、お一人になってしまうことが多いです。
もともとちょっと甘えん坊のY君。
4月最初は寂しそうだったY君ですが、最近ではすっかり慣れて、テキストの準備や文字もきれいに書けるようになってきました。
実は一人の日は、ちょっとお行儀が悪くて、椅子に座っていられない日もあるのですが、たまにお友達と一緒になった日は、ものすごく優等生になってしまうのです。
しかし、何といっても一番の進歩は、レッスンの最中に、解らないことを質問できるようになったことだと思います。
七田のレッスンは全体的にスピードが速いので、解らなくても言い出せなければ、答え合わせをして解ったつもりになってしまうこともあります。
勿論、スパイラル学習で何度も繰り返し取り組むので、課題を理解できないまま終える生徒さんはほとんどいませんが、今のY君の場合は、解らないことをすぐに質問することができます。
そして、その質問がとっても良い質問の仕方なのです。
ちょっと独り言風ではあるのですが、「ここまでわかったけど、これが解らないなぁ?」理解しているところは、ちゃんと説明でき、解らないポイントを明確に伝えてくれます。
解らない所が本人の中でちゃんと把握できているので、指導者が少しのヒントを上げれば、「あ、わかった!」
と、答えを導く方法が浮かんでくるようです。
そして、解らない、と質問できた問題は、次回以降絶対に間違えません。
たった一言のここ解らない、と質問できることが、内容理解を深めているのです。
大事なのは、これを一人の時だけではなく、お友達と一緒の時もできるようになったことです。
引っ込み思案で甘えん坊、と紹介された4月当初と、表向きはそんなに変わっていないように見えますが、内面は大きく成長しています。
解らないことは、悪いことではない。
出来ないことも怖くない。
でも、解らないことが理解できた時は嬉しい。
出来なかったことが出来るようになるのは楽しい。
Y君はこの半年のレッスンで、学ぶ喜び、を手に入れてくれたのかな、と思います。
このまま、勉強が楽しいまま、小学校に進んでもらいたい、と願うばかりです。
七田式津田沼教室 清水先生より
みんなが通るイヤイヤ期
2歳児クラスの子ども達は、最近、とても言葉が上手になってきました。
レッスンしていてもとても楽しいです。
「どうぞ」と言ってレッスンで使用したお道具を返してくれます。
いやいや期が終わったお子さんは、本当にお利口さんに座っていられるようになりました。
いやいや期真っ最中のお子さんも、お取り組みの時はきちんと座って出来るようになってきました。
いやいや期のお父さん、お母さんから、いつも、相談を受けるときには、いやいや期は、一生続きません。
ほんの数ヶ月です。
2歳の時にきてくれて、良かったですね。
もしいやいや期が、中学生になった時にきたらどうしますか?と、問います。
皆さん、「それは困ります」とおっしゃいます。
「そうですよね。だから、いま2歳の時に、来るべきときにきてくれて感謝なんですよ。成長する上での、ステップですし、先が見えないと思うと、不安になるかもしれませんが絶対終わりはきます。
絆を作っているんだと思って、上手にいやいやを、受け流していきましょう。
びっくりするくらいいやいやと、言わなくなりますよ。終わりが来ると思えば頑張れますね?」と、励まします。
レッスン中も、お父さん、お母さん、子どもたちと、楽しみながら成長を見守りたいと思います。
七田式津田沼教室 笠原先生より